この記事は、KIWI design様より製品をご提供いただいた上で作成しています。
今回はYouTubeチャンネルの方で投稿した動画レビューのまとめ&裏話記事です。
H4 Halo Comfort Head Strap
(バッテリー"なし"交換ヘッドストラップ)
『H4 Comfort Head Strap』の特徴と感想をまとめつつ、動画に入れられなかったボツ話を書いていきます。
H4 バッテリー"なし"
H4 バッテリー付き
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【前話】バッテリー"なし"ストラップのメリット
拡張バッテリーがない、交換ヘッドストラップです。
バッテリーなしのヘッドストラップをレビューする方は少ないので、製品を紹介する前に「バッテリーなしのメリット」について簡単に紹介します。
バッテリーなし交換ヘッドストラップには、以下3つのメリットがあると考えています。
バッテリーなしのメリット
好きなモバイルバッテリーが付けられる
バッテリー付きのメリットは、「メタクエストのプレイ時間が延ばせる」もありますが、それ以上に「カウンターウェイトによる装着感の改善」が大きいです。
バッテリーなし交換ヘッドストラップであれば、ちょっとした工作でモバイルバッテリーを取り付けることができます。
また、多くのバッテリー付きヘッドストラップは、頭のすぐ後ろにバッテリーが来ます。
過去にはサードパーティ製のバッテリー付きヘッドストラップが発火する事故も起きており、「バッテリーを含む製品は少しでも信頼のおけるメーカーのものを使用したい」という方もいるのではないでしょうか。
【拡散希望】
— じょーきど (@kidojo) November 3, 2024
(1/3)本日、モバイルバッテリー付きのヘッドストラップのバッテリーが爆発し、危うく火事になるところでした。
今日の1時頃までVRChatをしており、そこから充電したまま寝ました。4時40分頃だと思うのですが、爆発音が鳴り目が覚めました。#VR #HMD
→ pic.twitter.com/7ZFt9kb9SV
バッテリーなしヘッドストラップであれば、好きなモバイルバッテリーを着けることもできますし、バッテリー以外をカウンターウェイトにすることもできます。
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捨てるのが楽
あまり話題にはなりませんが、バッテリー付きヘッドストラップに限らず、リチウムイオン電池を含むバッテリー製品は簡単に捨てることができません。
特に海外製のリチウムイオン電池は扱いが難しく、基本的には自治体に処理方法を問い合わせるしかありません。
一方、バッテリーなしヘッドストラップなら、当然リチウムイオン電池を含まないので「プラスチック製のおもちゃ」として破棄することができます。
値段が安い
バッテリーなしヘッドストラップは、バッテリー付きヘッドストラップと比べて安く購入できます。
メーカーにもよりますが、例えばKIWI designであれば6割程度の値段に設定されていることが多いです。
アクセサリーが安く手に入れば、浮いたお金で別のアクセサリーを購入したり、ゲーム・アプリを購入したりできます。
バッテリーなしヘッドストラップも案外悪くないと思いませんか?
【KIWI design】H4 Comfort Head Strap の機能
KIWI desinさんのバッテリーなしヘッドストラップ『H4 Comfort Head Strap』の機能をご紹介します。
なお機能ではないので先に紹介しますが、『H4 Halo Confort Head Strap』には「Made for Meta」の印が付いています。
この印はMeta社が品質を認めたアクセサリーにのみ与えられます。
「Made for Meta」の印が付いたアクセサリーは数が少なく、KIWI designはそれだけ高品質なアクセサリーを作成できるメーカーだという目印でもあります。
H4ヘッドストラップの機能
「おでこ支え」で負荷分散
最大の特徴は、本体の上にもある【おでこ支え】の部分でしょう。
多くの交換ヘッドストラップが「前後で包むだけ」なのに対し、H4シリーズのストラップはおでこにも負荷を分散させることで、顔にかかる圧力をさらに軽減させています。
パッド(受け皿)に「遊び」があって、頭の形に自動フィット!
先ほどの おでこ支え も 後頭部パッド も、自由に動く「遊びの範囲」が用意されており、装着すると頭に合わせて自動的に角度が変わってくれます。
これによりヘッドストラップが、自動的に快適なポジションに収まってくれます。
Quest本体の「前後位置調整」機能が優秀!
ヘッドストラップの珍しい機能として、Quest本体の「前後位置調整」機能があります。
サイドストラップにあるレバーを押す/引くことで、Quest本体の前後位置を調節することができます。
この機能が優秀で、Quest本体を可能な限り顔に近づけつつ、全く圧迫感の無い位置で固定することができます。
特に寝転んだときに効果を発揮し、その便利さは「全てのヘッドストラップにこの機能を付けてほしい」と思ったほどです。
【評価】バッテリー"なし"ストラップの中ではトップクラスの着け心地
「おでこ支え」による負荷分散と、「前後位置調整」機能による顔面圧迫からの解法により、カウンターウェイトが無くても快適な装着感となっていました。
これは「装着感の改善にはカウンターウェイトが必須」と思い込んでいた、私の常識を打ち砕く驚きの装着感でした。
ただしこの結論になったのは使用を始めてから2週間ほど経ってからであり、案件でもらった(レビューの義務がある)製品でなければ2,3回使って使用を止めていたと思います。
それほど『H4 Halo Confort Head Strap』は癖のある製品でした。
特に大きな欠点として、後頭部パッドの遊びで「後頭部伸縮ダイヤルの下側のすき間が狭くなる」があります。
このような形でダイヤルが回しづらくなったアクセサリーは初めてでした。
「どの程度回しづらくなるか」は頭の形によって差があるでしょうが、なってしまう人には改善しようがない、大きなマイナスポイントです。
モバイルバッテリーを装着して使ったときは、初装着から装着感は良かったですが、このダイヤル問題が悪化しました。
もしカウンターウェイトとしてモバイルバッテリーを着けようと考えているならば、「バッテリーなし」に特別こだわる理由でもなければ、素直に「バッテリー付き」の『H4 Boost Head Strap』を購入した方がいいと思います。
バッテリー"なし"
バッテリー付き
動画に入らなかった話(ボツ話)
動画投稿の期限の関係で入らなかったボツ話(ボツネタ)を公開します。
ボツ話1:実は寝転がっての使用は微妙…
ベタ褒めの「前後位置調節」機能の中に映像があるので、まるで仰向き寝転がりでの使用も快適な印象を与えていますが、実際はかなり微妙でした。
というのも「おでこ支え」でヘッドストラップを深く被れないため、後頭部パーツが頭の真後ろに来てくれず、居心地の悪い枕のようになっています。
動画で頭を振って、ストラップをずっと触っているのもストラップの居心地が悪かったからです。
Quest本体の「前後位置調整」機能が素晴らしい機能だっただけに、寝転がっての使用が微妙な点はなかなか残念です。
カウンターウェイトに100均のリストウェイトを着けても微妙でしたが、意外なことにモバイルバッテリーを着けて寝転んだときが一番マシでした。
このモバイルバッテリーによる「寝転び環境の改善」は、取り付けるモバイルバッテリー(カウンターウェイト)に大きく左右されます。
参考情報としてお考えいただければと思います。
ヘッドストラップの形状から察するに、寝転んでの使用を考えているのであれば1つ前の「K4シリーズ」の方が向いていると思います。(良いとは言ってない)
K4 バッテリー"なし"
K4 バッテリー付き
KIWI design K4 Boost Quest 3S/3用 バッテリーヘッドストラップ コンフォート
KIWI design
海外ストアなら決済画面でクーポンコード「orentame」入力で5%off!
ボツ話2:カウンターウェイト取り付けは工夫の余地あり
動画ではカウンターウェイトを後頭部ダイヤルの位置に付けていましたが、ほかにも以下のような付け方もできます。
- 後頭部パッドの下側や上側に付ける
- 先に袋を取り付けて、袋にモバイルバッテリーを入れる
X(旧Twitter)などで調べると、
参考になる情報がいろいろ見つかります↓
meta quest 2 の電池持ち問題
— ゆうげ (@yuuge_vr) August 25, 2022
モバイルバッテリーを後頭部取り付けで解消されるのは知ってたけど、アタッチメントが思ったより高かったので自作。
ダイソーのベルクロ3つで固定。
安定感も上がるし👍 pic.twitter.com/bw7PTgR2sX
ダイソーから無限のパワーを得ました #Quest2 pic.twitter.com/MkbRKsHqnR
— 大福らな🧷ぱふぇらむ公式VTuber (@daifuk_lana) December 6, 2020
時間の関係で私はあまり試せませんでしたが、取り付け予定のカウンターウェイトの形状を見て、ぜひいろいろ試行錯誤してみてください。
ボツ話3:接顔パーツなしでの使用は非推奨
当サイトでは圧迫感から完全に解放される、「接顔パーツ」を外しての使用を推奨してきました。
『H4 Halo Confort Head Strap』は「おでこ支え」があるため、「接顔パーツ」なしでの使用もいい感じでできると思いきや、使用感は微妙でした。
「おでこ支え」のクッションにあまり摩擦力がなく、頭を動かすとすぐにQuestも動いてしまいます。
座って動画を見るなど、完全に静止した状態であればギリギリ使えますが、立って使う場合はすぐにズレて使用が嫌になるレベルでした。
「おでこ支え」の役割に「接顔パーツを外しても快適に使える」を期待していただけに、これはガッカリな結果でした。
KIWI design製品の販売ストアについて
KIWI designのメタクエスト用アクセサリーは、主に以下のストアで購入することができます。
- 海外ストア(kiwidesign.com)
- 日本ストア(kiwidesign.jp)
- アマゾン(amazon.co.jp)
いずれもKIWI design公式の販売ストアですが、海外ストアでは全てのアクセサリーを取り扱っており、日本ストアやアマゾンでは一部のアクセサリーの扱いがありません。
また、それぞれのストアのセール状況やクーポンの有無で、同じアクセサリーでも値段が異なることがあります。
よくご確認の上、ご購入ください。
なお、購入してからアクセサリーが到着するまでの時間にも以下のような違いがあります。
アクセサリーが早くほしいときは、Amazonから購入するとよいでしょう。
Amazonでもセール中などの理由で到着が遅くなることがあります。
KIWI design海外ストアで使える「5%off」クーポンあります
海外ストアでのご購入に使える 5%offクーポンをご用意しました!
ご紹介した『H4 Halo Confort Head Strap』以外の商品でも使えるので、ぜひご活用ください!
一部クーポン対象外のアクセサリーがあります。
クーポンを使用するには、購入したいアクセサリーをカートに追加した後、決済情報入力画面にてクーポンコード「orentame」を適用してください!
バッテリー付きストラップを使いたくない人にオススメ。
バッテリー"なし"ヘッドストラップのメリットと、KIWI designさんのバッテリーなしヘッドストラップ『H4 Comfort Head Strap』をご紹介しました。
最後におさらいですが、バッテリー"なし"ヘッドストラップには、以下のメリットがあります。
バッテリー"なし"のメリット
ただ動画では冒頭に話したのですが、多くの方にとって「あえてバッテリー"なし"のヘッドストラップを選ぶ」メリットはほとんどないでしょう。
上記のメリットが1つでも「ピンッ!」と来た方には、『H4 Comfort Head Strap』はオススメできます。
ぜひいろいろ調整しながら使い続けて、自分になじんでいくアクセサリーを体験してみてください。
今回KIWI designさんには、『H4 Comfort Head Strap』以外に、収納ケース『P4 ポータブルキャリングケース』と急速充電器『45W USB C Fast Charger』をご提供いただきました。
それらの商品を以下の記事でレビューしていますので、よければそちらもご覧いただけると幸いです。
バッテリー"なし"
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