この記事は、MaeckerVR様より製品をご提供いただいた上で作成しています。
前回、PR案件ながらあんなレビュー記事↓
を書いたにも関わらず、MaeckerVRさんからおかわりのレビューご依頼いただきました。(マジかよ)
今回レビューするのは、MaeckerVRさんの「Meta Quest 3(s)用 充電式コントローラーグリップ」です!
この商品は、こんなズボラさんにおすすめです!
・電池の交換が面倒で、つい電池が切れるまで使い続けてしまう
・いけないと思いつつ、ついストラップを手首に巻かず使ってしまう
……ただこのストラップを使っていろいろなゲームを遊んだところ、手首と腕を振り回すゲームには向かないことが分かったので、その辺りの話をしたいと思います。(→そんなこと無かった)
意外と少ないコントローラType-C充電化アクセサリー
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MaeckerVR 充電コントローラグリップの特徴
本製品の特徴
- メタクエスト 3(s)のコントローラをType-Cで充電できるようになる!
- 電池交換の手間が減少、乾電池の消費も押さえられる
- 1時間の充電で約19時間使用可能
- 二又に分かれたType-Cケーブルが付属しており、USBケーブル1本で左右のコントローラが充電できる
- 専用カバーによりコントローラがナックルストラップに
- ストラップを手首に巻く手間がなくなり、素早く安全にコントローラが持てるようになる
- 専用の電池をコントローラに入れてカバーを付けるだけの簡単装着
デメリットとしてコントローラが少し大きく、重くなりますが、それ以上のメリットがある製品だと感じました!
カバー装着によるトラッキング精度の低下は、試した範囲では特に感じませんでした
「手首と腕の振り回し」で起きた2つの問題
『ビートセイバー』を遊んでいるときに、以下2つの問題が発生しました。
試した範囲ではビートセイバーが最も問題が起きやすかっただけで、ほかに『ラグナロック』でも後者の問題が発生しました。
(同じく手首を多用する音ゲー『Taiko Frenzy』はどちらも発生せず)
前者は「プレイ中に気になる」程度で大した問題ではありません。
しかし後者はコントローラを吹っ飛ばす事態になりました。
何が起こったのか、順番にお話しします。
私は気になりませんでしたが、「重量の増加」も人によっては気になるかもしれません。
ストラップの余り紐が手にペチペチ当たる
ナックルストラップの締めつけは、カバーの後ろ側にあるボタンを押して逆サイドにひもを引っ張ることで調整します。
締めた後に余ったひもは、特にどこかに収納されたり固定されたりすることなく、そのまま空中で遊ぶことになります。
よってコントローラを激しく振り回すと、この余りひもが暴れて小指・薬指や手の平の付け根にペチペチ当たり続けます。
平均男性より少し大きい手(手囲:約207mm)の私でもこの余り具合なので、ほとんどの人は同じようにひもが余ると思います。
余りひもを指にはめれば、この問題はとりあえず解決します。
グリップカバーの中でコントローラが暴れだす
グリップカバーは、電池カバーの留め具を使って動かないように固定します。
この留め具が、激しい腕の振りの中で外れてしまうようです。
留め具が外れるとコントローラの暴れる感じが手のひらに伝わるので、すぐ分かります。(そして気になる)
この暴れを無視したままプレイを続けると、遠心力でコントローラが少しずつカバーを上がってきて、最終的にはカバーから吹っ飛びました。
同じく手首スナップと腕の振りを多用する『ラグナロック』でも試したところ、留め具が外れて暴れだしました。
どうやら手首スナップ&腕の振りという組み合わせが最悪なようです。
コントローラに親指を置いて押さえれば解決するかな?とも思い試しましたが、親指の押さえより腕振りのパワーの方が強く、結局カバーの中でコントローラが暴れだしてしまいました。
親指で押さえているので吹っ飛びこそしませんが、カバーの中でコントローラが暴れだした時点で気になってゲームに集中できなくなります。
こういった状態ですので、「この製品は『ビートセイバー』では使えない」と結論付けざる得ません……。
「カチッ」2回で解決した
記事の文章を全部書き終えて、記事用の写真撮影で何度もカバーを付け外ししているときに偶然気が付きました。
カバー底の固定ツメと電池カバーボタンツメの2か所がしっかりはまると、それぞれで「カチッ」という音が鳴るようです。
底のツメはすぐに「カチッ」と鳴りますが、電池カバーボタンのツメは、かなりしっかり押し込まないと「カチッ」と固定されません。
ツメでしっかり固定されれば、『ビートセイバー』をプレイしても全く外れることなく最後まで遊ぶことができました。
これ「カチッ」ってません。
なお、本製品の説明書には「コントローラとカバーの向きを合わせて押し込んでください」程度にしか書かれていません。
2度目(電池カバーボタンのツメ)の「カチッ」が偶然鳴るまで全く気が付きませんでした。(困ったことに底部の「カチッ」も鳴ったり鳴らなかったりでよく分からん……)
このことに気付いた後は「コントローラが暴れだす」の記述を記事から削除しようかとも思いましたが、私と同じように電池カバーのツメの固定に気付かず使って、「オレンタメで指摘してなかった!忖度したな!」と思われるのが嫌だったので残しました。(保身)
説明書に「電池カバーのクリック音が鳴るまで押し込みます」とかそんな感じに書いといてよぅ!
MaeckerVR 充電コントローラグリップを使った3つのメリット
手首と腕を振り回すゲームさえ遊ばないのであれば、MaeckerVR 充電コントローラグリップ は使ってよかったいい製品でした。
私の使い方では、特に以下3つのメリットを感じました。
乾電池を交換する手間が無くなる
本製品のメイン機能です。
1時間の充電で約19時間使用できます。
充電はType-Cケーブルで、両端全てType-Cで片側が2又に分かれている充電ケーブルが付属しています。
コントローラを交換する手間がなくなったことはもちろん、電池交換時に「いつの間にか手首ストラップが落下していた」が無くなったのが地味に嬉しいメリットでした。
カバー締めた後に気付くと地味にストレスだった。
安全のためにストラップをいちいち手首に巻かなくていい
「ちょっと触るだけだからストラップ手首に巻かなくていいや」って、標準ストラップを付けずにQuest3を使ったことはありませんか?(私はあります)
付属のカバーを装着すると、標準ストラップが無くなりナックルストラップでコントローラを使うことになります。
ナックルストラップだと安全対策は「コントローラとストラップの間に手を通すだけ」になるので、非常に手軽です。
もちろんコントローラを置くときも手軽で楽です!
コントローラを誤って投げてしまうことの対策としては、さすがに標準ストラップの「手首に紐を巻く」に劣ります。
ただナックルストラップでも「ストラップを極端に緩く装着して、手を開いたまま勢いよく前に突き出す」なんて動きでもしない限りは、コントローラを投げてしまう心配は不要でしょう。
「装着をめんどくさがって付けない」よりは、よほど安全だと思います
またQuest2のころに多用していた「リングに小指を引っ掛けてコントローラを持つ」に近いことができるようにのは、使用前は考えなかった思わぬメリットでした。
フィットネスゲームをしたときなど、いちいちストラップを外してコントローラを置いて冷蔵庫へ行っていたのが、小指にコントローラをひっかけたままサッと水分補給ができました。
グリップが長くなってコントローラが持ちやすい
グリップが約4cm長くなったことにより小指までしっかり握れるようになり、コントローラを振り回しても持つ位置がズレにくくなりました。
また「ゴルフクラブ」や「野球のバット」など両手でコントローラを握りたいときに、グリップが長くなったメリットを強く感じました。
今まで空いた方の手はコントローラを持つ手の手首を握ってごまかしていましたが、グリップが長くなったことで両手でコントローラを握れるようになりました。
没入感の向上という面で見るとさすがに専用アクセサリーには敵いませんが、専用アクセサリーだとコントローラがアクセサリーの先端に付けるものが多く操作性が著しく低下することが多いです。
それと比べると、没入感の向上と操作性のバランスは本製品くらいがちょうど良かったです。
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またよくない使い方として、カバーを少しズラして使うことで、グリップボタンを押しっぱなしにできます。
バットや剣など、持つためにグリップボタンを押し続けないといけないゲームが少し楽になりました。
MaeckerVR 充電コントローラグリップは大当たり
以上、MaeckerVRさんに提供いただいた「Meta Quest 3(s)用 充電コントローラーグリップ」をレビューしました。
コントローラの電池交換の手間が無くなったのはもちろん、ナックルストラップでコントローラの付け外しも楽になって、大満足の商品でした。
私はなかなかのズボラさんなので、Quest3本体の充電も本製品付属の二又ケーブルでやってます
この本製品を使い始めてから15時間ほど使いましたが、コントローラの電池はまだ50%以上残っています。
私の場合、動画を見たり、2Dゲームをゲームパットで遊んだりでQuestコントローラを手放すことも多いため、公称の数値以上に長時間充電せずに使えそうです。
前回レビューしたアクセサリと異なり、今回の充電コントローラグリップは長いお付き合いになりそうです。
ヘッドストラップの重量バランスを改善したら、その次くらいに購入をおすすめしたいアクセサリーです!
電池残量が正確ではない?
上で「15時間で50%以上残っている」と書きましたが、その後電池残量が40%から突然0%(というかコントローラ切断)になりました。
時間的には確かに19時間ほど使用しており、公称の使用時間と大きな差はありません。
しかし残量20%を通過していないので「電池残量低下」の警告なく突然コントローラが切れました。
まだ1度しか電池を使いきっていないので、これが仕様なのか今回たまたまなのか分かりませんが、仕様だとしたら結構悩ましい仕様です……。
継続して使用し、状況が分かればまた追記します。
使い終わるたびに充電しろ……ってコト?
Quest3(s)の重量バランスを改善したら、次はコントローラをカスタマイズ!
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