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Quest3でできることは?Quest2とQuest3どっち買うべきか解説!

2023年9月29日

Quest3の性能が公表!Quest2とQuest3どっち買うべき?

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Writter: むねりょ

 

対面コミュニケーションは苦手なので、文字でのコミュニケーションに活路を見い出し、日本語の奥深さにハマる。

制限がある中「工夫して問題を解決をする」のが好きで、その過程で見つけた役立つ知識を発信します。

VRは最新技術にも触れ合えるし、コミュ症でも世界中の人と会える最高の技術です!
皆さんとVRで会えることを楽しみにしています!
(でもコミュ症なので、一緒にVRゲームとかから始めましょうね)

  

2023年9月28日・29日で『Meta Connect 2023』が開催されました。

これと同時に、各種情報サイトにてMeta Quest 3の情報が解禁され、ついに詳細なスペックが判明しました!

  

公表された情報より、Quest 2とQuest 3でできることの違いどちらを買うべきか?について考察します。

  

どちらを買うべきか、結論を先に書くと以下の通りです。

  • Quest 3がおすすめな人
    • MRに強い興味がある人
    • もっと手軽にメタバースを楽しみたい人
    • 値段差が気にならないほど Quest 3 が魅力的に思える人
  • Quest 2がおすすめな人
    • 「Quest 3がおすすめな人」に当てはまらない全ての人

  

Quest 2とQuest 3は値段が約3万円異なるため、もはや別グレードの商品です。

実際「Quest 2はエントリーモデル」はMetaの公式見解です。(「Meta Quest Gaming Showcase 2023」より)

  

「Quest 3」というナンバリングを意識すると1世代前のQuest 2が買い辛くなります。

Quest 3は「Meta Quest MR」とでも思って、興味があるなら手に取りやすいQuest 2からでもいいので、とにかくVRを体験してみてほしいと思います。

もしQuest 2からの買い替えでQuest 3の購入に悩んでいるなら、個人のレビューが出そろうまで様子見でOKです!

むねりょ

わたしもQuest 3を予約したので、ある程度使ったら比較レビュー書きます!

比較レビュー書きました

Quest3を一通り使用したので、使用感のレビューを書きました。

こちらも性能の話は少なめ、使用感がメインのレビューとなっていますので、購入前の参考にしてください。

むねりょ

やはりQuest3は値段相応の1段上グレードの商品という感じでした。

初心者は今からQuest2でVRデビューしても全然OK!

  

今でも「初めてのVR」は『Quest 2』でOK!

MRに興味があるなら『Quest 3』!

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Quest 2とQuest 3のスペックを比較!

まずはQuest 2 と Quest 3の性能の違いを確認しましょう。

ただし「重心の位置」や「実際の稼働時間」などスペックだけでは分からない点も多いため、スペックのみによるVR体験の過信には注意です。

  

Quest 3・Quest 2のスペック表

Quest 2Quest 3
税込み価格
(ストレージ)
47,300円(128GB)
53,000円(256GB)
※ 512GBなし
74,800円(128GB)
9,6800円(512GB)
※ 256GBなし
ディスプレイ液晶パネル(1枚)液晶パネル(2枚)
レンズフレネルレンズパンケーキレンズ
解像度
(片目)
1832 x 19202064 x 2208
視野角水平97度/垂直93度水平104度 / 垂直96度
IPD(瞳孔間距離)58mm, 63mm, 68mm(選択制)58~71mm(無段階)
リフレッシュレート60Hz, 72Hz, 90Hz, 120Hz90Hz, 120Hz(テスト機能)
深度センサーなしあり
パススルー白黒カラー
プロセッサーSnapdragon XR2Snapdragon XR2 Gen 2
メモリ6GB8GB
対応Wi-FiWi-Fi 6Wi-Fi 6E
稼働時間2~3時間2~3時間
重量503g515g
イヤホンジャックありあり
備考・I字型ストラップ
・コントローラーのリングあり
・Y字型ストラップ
・コントローラーのリングなし

  

Quest 3・Quest 2 外観の違い

  

ゴーグル部分が40%スリムに

Quest3はQuest2と比較して、ゴーグル部分が40%スリムに

  

Quest 2と比べ、Quest 3は「ゴーグル部分が40%スリムになった」とのことです。

しかしQuest 3の公式ページによると、Quest 3の重量は「515g」とQuest 2の「503g」よりも重くなっています。

私が実測したところ、Quest 3は「521g」、Quest 2は「526g」とほぼ同じで、体感的な違いもありませんでした。

Quest3「521g」
Quest2「526g」

  

ただVRゴーグルの付け心地で重要なのは「重量」よりも「重心バランス」です。

  

Quest 3では、標準ストラップの形状が「I字型」⇒「Y字型」になりました。

Quest3を実際に使ってみたところ、形状が変わったことにより「安定感」は少し良くなりましたが、「重心バランス」や「装着感」はほとんど変わっていませんでした。

Quest2を上から見た図
Quest2のヘッドストラップ
Quest3を上から見た図
Quest3のヘッドストラップ

  

少しでも楽にQuest2・3を使いたければ、エリートストラップなどにヘッドストラップを交換することをおすすめします。

むねりょ

ちなみに私はQuest 2の標準バンドでも、2時間程度ならば問題なく使用できた人です。

  

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コントローラーからリングが無くなった

Quest2コントローラ(外観)
Quest2のタッチコントローラー
Quest3コントローラ(外観)
Quest3のタッチプラスコントローラー

  

Quest 3用の「Touch Plus コントローラ」では、Quest 2まであったコントローラのリングが無くなります。

これにより今まで以上にコントローラ同士を近づけやすくなり、より精密なコントロールが可能になるとのことです。

  

なおリングが無くなったことにより、持ち方の自由度は下がります。

これは主にビートセイバーのプレイヤーに影響があるでしょう。

「Grips And Tricks​」(BSMG Wiki)より画像引用

  

Quest 3からVRを始める方や、Quest 2 でも普通に持ってプレイしている方には関係ない話ですが、特殊な持ち方でゲームをプレイしていた方は留意しましょう。

むねりょ

私はX-Grip派でした(普通に持つとすっぽ抜けそうで怖かった)が、Quest3でClaw派に転向しました

  

Type-Cの接続口が本体側面からストラップに移動した

Quest2の本体左側面
Quest3の本体左側面

Quest 3とQuest 2でストラップ付け根の形状が変わったため、Quest 2用のEliteストラップやサードパーティー製ストラップをそのまま流用することは出来なくなりました。

  

またVR睡眠する方々の間では、「Type-C端子の接続部がストラップに移動したことにより、USBコードを痛めたり、断線したりする可能性がQuest 2よりも高くなった」とも話題になっています。

用語解説

  • VR睡眠:主にメタバース上などで、VRゴーグルを着けたまま寝ること。修学旅行気分が楽しめるなどで人気となり、メタバースの新しい文化として定着した。

  

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Quest2とQuest3で「できること」に差はあるか?

性能を語るのではなく、「性能からVR体験がどのように変わるか?」について考察します。

  

Quest2で「VRもMRも」体験できる

先に「Quest 2 でもできること」、それに加えて「Quest 3だけ できること」を確認しましょう。

Quest2でも できること

  • VRゲーム
  • MR体験
    • ただし現実の映像は白黒かつ歪みまくり
  • パススルー(VRゴーグル着けたまま周囲状況の確認)
    • ただし現実の映像は白黒で歪みまくり
  • Wi-Fi 6 を使った高速の無線通信
  • Questの側面ダブルタップで パススルーに切り替え
  • ハンドジェスチャー操作(コントローラを置いて手で直接操作)
  • スマホやパソコンに映像を出力
  • パソコンに接続してパソコンVRをプレイ

Quest3だけ できること

  • Quest3専用タイトルのVRゲーム
    • 既存タイトルにもQuest3専用でMRを活用したモードが増えるらしい
    • Quest2までのVRゲームも全てプレイ可能
  • 深度センサーを使ったMR体験
  • フルカラーパススルー
    • 現実も高解像度でスマホの文字も読めるらしい
  • Wi-Fi 6E を使った超高速の無線通信

  

「Quest 3ではグラフィックが向上する」というタイトルもありますが、「できる」「できない」ではないので上記の表からは除外しています。

【映像が強化されたタイトルの例】

左:Quest 2 / 右:Quest 3
Quest 3では陰影がハッキリし、背景の書き込みも多い
左:Quest 2 / 右:Quest 3
Quest 3では背景に人物の影が出ている
動画「The Walking Dead: Saints & Sinners | Meta Quest 2 + 3 Comparison」よりキャプチャ

  

「できる」「できない」で考えると、Quest 2 でもほとんどのことはできることが分かります。

Quest 3だけできるのは、「深度センサーを使った高精度のMR体験」だけと言っても過言ではないかもしれません。

そう考えると「VRの入門機」としてはQuest 2でも必要十分で、Quest 3 は「もう一段上の体験をしたい人向け」と言えます。

むねりょ

ただしアプリ側でも深度センサーに対応してないと奥行判定は機能しません

深度センサー対応の新作がどれだけ出るか、旧作はどこまで対応してくれるか注目です

  

あわせて読みたい!

  

Quest3のメリット

ここまでどちらかと言えば「Quest 3を否定する」内容に片寄ってしまったので、Quest 3の良い点を探ってみたいと思います。

  

高性能化・高解像度化で、より没入感のある「VR体験」が可能に

VRにおいて高画質は正義です。

これはクロスバイタイトルを購入し「Quest版」と「Rift版」を遊び比べる、あるいは『YouTube VR』などで4Kと8Kの動画を見比べればすぐに実感できるでしょう。

用語解説

  • クロスバイ:Quest版を購入することで、Rift版も購入扱いになるメタストアの制度。Oculus Linkなどを使いパソコンでRift版を起動することにより、高画質な環境でプレイができる。

  

Quest2では網目が目立つフレネルレンズでしたが、Quest3ではツルツルのパンケーキレンズに変わりました。

Quest2のフレネルレンズ
Quest2のフレネルレンズ
Quest3のパンケーキレンズ
Quest3のパンケーキレンズ

  

このレンズの変化により、映像が大幅に美しく見えるようになりました。

さらにQuest2ではVRゴーグルが少しズレただけで映像がボヤけて見えていましたが、Quest3では少しズレた程度ではボヤけて見えることはありません。

むねりょ

正直、話題のMR体験より、映像がキレイになったことの方が嬉しい!

  

メタバースでは「大きな差」が生まれる可能性大

Quest2とQuest3でVR体験に最も違いが生まれるのが、ユーザー作成コンテンツ関連です。

ユーザー作成コンテンツには、主に次のものが含まれます。

ユーザー作成コンテンツの例

  • 各メタバースの「ワールド」「アバター」
  • ビートセイバーのカスタム曲といった「Mod」

  

特にメタバース関連は深刻です。

主に『VRChat』での話になりますが、初代Quest1では起動こそ出来るものの「グラフィックス」や「最大表示アバター数」に制限をかけないとまともにプレイができない、かけてもプレイができないといった状況になっています。

初代Quest1で『VRChat』をプレイしたときのキャプチャ。
遠くの人は非表示にしないとメモリ不足で落ちる。

  

今後ユーザー作成コンテンツの性能の上限「Quest 3の性能」に引き上げられます。

『VRChat』で言うと「ワールド内人数が多くなるとQuest 2から落ちていく」「Quest 2では読み込めないワールド」といった事態は間違いなく出てくるでしょう。

  

Quest 3を使うのであれば、こういった事態を心配する必要はなくなります。

  

深度センサー・フルカラーパススルーの実力は「未知数」

Quest 3の新機能として「深度センサー」と「フルカラーパススルー」は一緒に紹介されることが多いですが、この2つで出来ることは全く異なります。

用語解説

  • 深度センサー:奥行を検知するセンサー。「深度センサー」がない場合、ARで表示されるものは全て一番手前に表示されるため、「イスの裏に隠れる」といった表現ができなくなる。
  • パススルー:VRゴーグルを着けたまま、VRゴーグルの外(=周囲の状況)を確認できる機能。Quest 2までは白黒パススルーかつ歪んで表示されていたが、Quest 3ではフルカラーかつ「スマホの文字も読めるほど」高解像度になったとか。

【深度センサーの有無の例】

左:深度センサーなし(トランクの無い中空に浮いてしまう)
右:深度センサーあり(トランクの裏に隠れている)
「Google for Developers」より画像引用

【パススルー表示(Quest2)の例】

Quest用MRアプリ『Desukucchi』より

  

パススルーだけであれば、Quest2でも可能でした。

さらに例に挙げた『Deskucchi』のように「設定した家具の位置を認識するアプリ」ならば、「なんちゃって奥行判定」で「なんちゃって深度センサー」体験もQuest 2でできました。

  

なんちゃって深度センサーを使ったMR体験で感動があると、Quest 3への期待が強くなります。

Questシリーズをお持ちの方は「Quest 3を買うか?」のいい参考になるので、家具設定が必要なMRゲームを遊んでみるといいでしょう。

むねりょ

Deskucchi』『The World Byond』『Figmin XR』などで体験することができます!

  

Quest 3ではこのパススルーがフルカラーになり、さらに深度センサーが追加されたということで、MR体験の強化に注目されています。

現在は「深度センサー」を活用したアプリがまだ存在しないため、これが「どれくらい正確に壁や家具の位置を認識してくれるか?」は未知数です。

  

VR上で表示された人物や物が「家具の存在を意識した動き」(避ける、跳ね返る)をすると、途端に『そこに居る』感が強くなります。

むねりょ

というより、「家具を無視した動き」をされると『表示されてるだけ』感が強くなりガッカリします……

奥行判定の重要さが分かる動画 [1:33ごろ]
(『Uni Live Viwer』を使い、Quest 3本体の録画機能にて撮影)

  

白黒パススルーが向くコンテンツ?

  • パススルー状態での動画鑑賞
  • パススルーを活用したホラー系アプリ

こういったコンテンツ体験は、逆に白黒パススルーの方がコンテンツに集中できて良い気がしています。

Quest 3のフルカラーパススルーは魅力的ですが、「白黒にも戻せる機能」があれば嬉しいな……なんて思ったりします。

【レンズ直撮りでのMR表示の比較】Eleven Table Tennis より)

Quest2でのEleven Table TennisのMR表示
Quest3でのEleven Table TennisのMR表示

  

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Quest 3がおすすめな人

  

「性能」や「サポート期間の長さ」を考え、お金に余裕があるならQuest3一択です。

……そんなことはみんな思っていると思うので、お金以外の理由を考えてみました。

  

MRに強い興味がある(部屋にいろいろ召喚して楽しみたい人)

Quest3でのUniLiveViwerのMR表示
好きなアバターを召喚して踊ってもらう『Uni Live Viewer
収録アーティストが部屋に現れる『AmazeVR Concerts

  

見知った風景を背景にそのままゲームがプレイできる感覚は、言葉にできない面白さがあります。

Quest 2の白黒かつ歪んだ背景でも面白かったので、フルカラーパススルーでプレイできるとなると今からワクワクが止まりません!

  

ただ事前知識として、VRに向き不向きがあるように、MRにも向き不向きがあります。

  • VRは楽しくなかったけど、MRは面白い
  • VRは楽しかったけど、MRは面白くない

これらは十分起こりえます。

  

もし初めてのVRゴーグルとしてQuest 3が気になっている(でも悩んでいる)のであれば、Quest 2をレンタルしてVRもMRも試してみることも検討しましょう。

Quest 2のレンタルについては、以下のページでまとめています。

  

あるいは「すでにMRを体験済み」強い興味があるならば、Quest 3を選んで間違いないでしょう。

むねりょ

MR活用の「Quest対応エロゲ」をプレイしたい人は、フルカラーパススルーは必須です!

  

メタバースをこの先も手軽に楽しみたい人

ユーザー作成コンテンツでは「性能の配慮」があまりされず、使える性能は全て使おうとします。

Quest3のメリットでも解説した通り、メタバースはほとんどがユーザー作成コンテンツであるため、Quest 2とQuest 3の性能差が「体験できるコンテンツ」にダイレクトに影響します。

  

メタバースで美しいワールドを巡りたい、大人数でワイワイしたいという方はQuest 3を購入した方がよいでしょう。

VRChat(Steam版)でクリスマスイベントに参加したときのキャプチャ。
人数が増えたときに「フリーズせず耐えられるか」は性能次第。

  

ただしスタンドアロン型のQuestシリーズでは、Quest 3になろうが「パソコン向けのハイクオリティワールド」や「ギミック盛り盛りアバター」を体験することはできません。

もしすでにゲーミングPCを持っていて、これからVRゴーグルを追加してメタバースを楽しむのであれば、「Quest 2 + 新しいグラボ」「Quest 2 + フルトラ機器」の方が満足のいく環境ができるかもしれません。

むねりょ

メタバースは沼!お金はいくらあっても足りません。

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映像や音響を少しでも良くしたい人

Quest 2の同心円状の模様が目立つ「フレネルレンズ」でしたが、Quest 3では表面に模様がない「パンケーキレンズ」に変更されました。

また解像度、視野角、角解像度もQuest Pro以上の性能となっています。

用語解説

  • 解像度:1インチ(正方形)あたりの密度を示す数値。数値が高いほどより細かい描写ができ、映像が美しく見える
  • 視野角:映像が見える範囲。VRゴーグルでは指定がなければ、水平(左右)角度のこと。数値が高いほど顔を動かさずに広い範囲が見える
  • 角解像度:視野角1度あたりにおける画素数を示す数値。解像度は「ディスプレイの細かさ」を示し、角解像度は「実際に見える範囲の細かさ」を示す。数値が高いほど映像が美しく見える

  

またQuest 2では左右1つずつだったスピーカーが、Quest 3では左右上下の計4つとなり、音の立体感も向上したそうです。

Quest 3のスピーカー位置

  

映像や音響が少しでも良い環境でVRを体験したい人は、Quest 3を購入した方がよいでしょう。

  

IPDがQuest2では合わないと分かっている人

Quest 2ではIPDは「58mm, 63mm, 68mm」の3段階の選択制でしたが、Quest 3では「58~71mm」の間で無段階で調整できるようになりました。

用語解説

  • IPD(瞳孔間距離):まっすぐ前を見たとき、「右目の黒目の中心」から「左目の黒目の中心」までの距離のこと

  

VRでは右目と左目で視差のある映像をみることで、立体的な映像を見ることができます。

IPDとレンズの位置がズレると、没入感が損なわれるばかりか、場合によっては「VR酔い」を引き起こす場合があります。

むねりょ

現実では「左右の目」と「見える映像」がズレる、なんてことはありませんからね……

  

Quest 2で「VR酔い」をしないためには、眼科などでIPDを測ってもらうか、VRを経験しVR酔いをしないIPD数値を知っている必要があります。

少しでもズレるとVR酔いを起こすわけではありませんが、気になる方はQuest 3を購入した方がよいでしょう。

  

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Quest 2がおすすめな人

  

Quest 3の購入に悩む人(性能差に価格ほどの価値を感じない人)

「お金以外の理由を」と書いておきながら本当に申し訳ないのですが、コレが全てです。

Quest 2の128GBは47,300円、Quest 3の128GBは74,800円と値段差は約3万円あります。

  

Quest 2は「値段」「できること」バランスが良く、万人におすすめできるVRゴーグルです。

Quest 2があれば、約4万円~5万円でVRもMRも一通り体験できます。

  

「Quest 2ってVRゴーグルが有名らしいけど、新しくQuest 3が出ると聞いて悩んでいる」

「Quest 3が出るので、1世代前のQuest 2を購入することに抵抗がある」

「Quest 3はMRがスゴイと聞いているが、正直よく分からない」

むねりょ

上記のような方は、今からでも「Quest 2」で全然OKです!

  

「Quest 2の調子が悪くなってきたけど、MRには興味ないんだよね……」

むねりょ

あなたも「Quest 2を買い直す」でOKです!(使い方によっては Pico 4を検討してもいいかも)

あわせて読みたい!

  

  

私は「Quest 1持ち(Quest 2は月額レンタルで半年使用中)」で、「VR情報のブログをやっている」という理由からQuest 3を予約しました。

しかし後者の理由がなければ、レンタルを中断しQuest 2を購入していたでしょう。

  

今回のQuest 3は、「Quest 2より性能大幅アップ!値段も大幅アップ」で、順当すぎるほど順当な進化をしました。

しかし人にVRを勧める身として、Quest 3の性能は「初めてのVR機ゴーグルに必要か?」と思うところが大きくあります。(グラフィックはどうしてもパソコンVRには勝てませんし……)

  

正直Quest 3の登場は、「Quest 2を人に勧めにくくなっただけ」なので、ナンバリングを外して「Quest MR」にでも名称を変更しないかな……と本気で思っています。

むねりょ

一人でも多くVRを体験してみてほしいのに、お高いQuest 3の登場で、Quest 2に手を出しづらくなったじゃないか!

  

今は「迷わず手を出せる者」だけ『Quest 3』を選びなさい

今回は Quest 2とQuest 3によるVR体験の違いどちらを買うべきか? について考察しました。

Quest 3を否定するような意見を多く書きましたが、私もまだQuest 3体験前の段階のため、体験後に意見が180度変わる可能性もあります。

  

今、初めてのQuestシリーズの購入を悩んでいて、急いでないのであればもう1か月待ちましょう。

最速レビュー組の感想が出そろっていることでしょう。

  

なお、現時点でQuest 2からQuest 3の買い替えを焦る必要は全くありません。

「Quest 2が故障する」、「Quest 3の値段が変わる」といったタイミングで検討すれば十分です。

ただし2024年1月27日までに購入で『Asgard'sWrath 2』が付属、512GBモデルならば「MetaQuest+サブスクリプション6ヵ月分」の特典が付属するので、興味がある人はそれまでに決めるようにしましょう。

MetaQuest+の6ヶ月体験は、終了前にキャンセルしなければ自動更新されるので注意しましょう。

  

私もQuest 3をしばらく体験次第、Quest 2との比較レビューを書く予定ですので、そちらもご確認いただけると幸いです。

比較レビュー書きました

Quest3を使用した後でも Quest3がおすすめな人 / Quest2がおすすめな人 の意見は変わりませんでした。

MRに興味がある(いろいろ召喚したい)・メタバース楽しみたい少しでもいい映像と音響が良いIPDが気になる人は、Quest3がおすすめ。

上記以外の人Quest3の購入に二の足を踏む人は、Quest2(あるいはPico4)がおすすめです。

むねりょ

想像以上に映像が格段に良くなっていたのが良い予想外!

カラーパススルーの電池消費がめちゃくちゃ激しかったのが悪い想定外……

  

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