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VR卓球ゲーム『Eleven Table Tennis』か『Racket Fury: Table Tennis』どっちが楽しい?画像多めでレビュー!

2023年3月24日

メタクエストのVR卓球でよくおすすめされている、『Eleven Table Tennis VR』『Racket Fury: Table Tennis VR』

メタストアでの評価は『Eleven Table Tennis』の方がちょっと上ですが、お値段は『Racket Fury』の方がちょっと安いです。

むねりょ
むねりょ

どっちがいいか、悩みますよね…。

  

どちらも購入した私の意見を言うと、この2つは本当に甲乙つけがたい、よくできたVR卓球ゲームです!

ただし、細かなところに違いがあるので、次の基準で決めることをおすすめします!

オンラインで対戦したい人、卓球がうまくなりたい人 ⇒ Eleven Table Tennis VR

一人で楽しみたい人、試合よりもラリーを楽しみたい人 ⇒ Racket Fury: Table Tennis VR

  

「卓球初心者」視点で、『Eleven Table Tennis VR』『Racket Fury: Table Tennis VR』を比較レビューします!

  

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基本情報

Eleven Table TennisとRacket Fury(Questホーム画面)
Eleven Table Tennis Racket Fury
値段2,990円2,208円
評価(Questストア)4.64.0
サポート機種
(両ゲーム共通)
Quest、Quest 2、Meta Quest Pro
※クロスバイ対応
対応言語日本語(※)、英語、他12言語
※未翻訳部分あり
英語
容量820MB1,2GB
クロスプラットフォームQuest、Rift、Steam、Pico全てで相互対戦可能Quest⇔Rift間のみ

用語解説

  • クロスバイ:Quest版を購入することで、Rift版も購入扱いになるメタストアの制度。Oculus Linkなどを使いパソコンでRift版を起動することにより、高画質な環境でプレイができる。
  • クロスプラットフォーム:異なる機種や異なるストアで販売されている同名ゲーム同士にて、オンラインプレイができるシステム。

  

特徴の比較

Eleven Table Tennis の試合中

Eleven Table Tennisの試合中

Racket Fury の試合中

Racket Furyの試合中

VRと卓球の相性はバッチリ!

どちらのゲームも卓球をよく再現しており、プレイしている感覚は現実の卓球そのものです。

そのため、どちらもプレイスペースが最低でも「左右1.5m × 前後1m」は必要になります。

  

ただし球の挙動については、どちらも違和感を覚えるところがあり、その再現性は完璧ではありません。

「どちらの方がリアルか?」は好みによって異なるようで、『Eleven Table Tennis』を評価する意見、『Racket Fury』を評価する意見どちらありました。

むねりょ
むねりょ

打った感じは『Eleven』、スピンのかかり具合は『Racket Fury』がリアルという意見が多かったです!

私も打った感じは『Eleven』の方がリアルだと思いました!

スピンはほとんどかけられないので、分かりません…。

  

「挙動のリアルさ」か、「ゲームとしての楽しさ」か

Eleven Table Tennis のラケット設定

Eleven Table Tennisのラケット設定

Racket Fury のラケット設定

Racket Furyのラケット設定

卓球台の高さや位置、ラケットとコントローラの位置調整などは基本的な調整はどちらのゲームも可能です。

  

ただし『Eleven Table Tennis』の方が、ラケットの跳ね返りが表面と裏面個別に調整できるなど、細かい調整が可能です。

卓球のイメージが鮮明にあるならば、『Eleven Table Tennis』の方がより理想の挙動に近づけることができるでしょう!

むねりょ
むねりょ

トレーニングモードでの設定の細かさも『Eleven Table Tennis』の方が多く、卓球をうまくなるためのシミュレーターって感じです!

  

『Racket Fury』では、ラケットの細かな調整はできません。

しかし物理方式(球の挙動)に、ゲームらしい楽しさを求めた「アーケード」と、リアルさを求めた「シミュレーション」が用意されています。

「アーケード」にすると「当てれば返せる」くらい簡単になるので、『Racket Fury』ならば卓球初心者でも楽しくラリーを続けられます!

むねりょ
むねりょ

BGMやSEも『Racket Fury』の方が派手でなので、楽しく卓球をしたい方には『Racket Fury』がおすすめです!

  

オンライン対戦中に優劣はありません

Eleven Table Tennis のマッチング
(非ランク戦なら、実力と通信状況を見て選べる)

Eleven Table Tennisのマッチング(非ランク戦)

Racket Fury のマッチング
(サーバーと物理方式を選んだら、自動マッチング)

Racket Furyのマッチング

『Racket Fury』のJAPANサーバーは人がいないため、オンライン対戦目的ならば『Eleven Table Tennis』一択です。

むねりょ
むねりょ

『Racket Furry』でも、海外サーバーを選べば一応マッチングします!

ping値が高すぎて(=ラグが大きくなる)高確率で対戦お断りされますが…

  

ただし、マッチング後の動作(ラグの起きやすさ、対戦前後の操作性など)に大きな優劣はありません。

  

どちらもラグ発生の度合いは、対戦相手との距離によって大きくも小さくもなります。

どちらもラグがなければ、1人プレイでCPUと対戦するときと同じように、オンライン対戦ができます。

  

何かしらで優劣をつけるなら、『Racket Fury』の方がキャラ装飾のカスタマイズ幅が広いので、相手の見た目に個性があるくらいでしょうか。

オンライン対戦は知り合いとのみ行うのであれば、『Racket Fury』の方が個性が出て楽しいかもしれません。

Eleven Table Tennis の見た目設定
(アニメ調のネコを選ぶ人が多い。私は甲冑を選択)

Eleven Table Tennisの見た目設定

Racket Fury の見た目設定
(4部位のパーツ組み合わせで個性が出るが、見せる相手が見つからない)

Racket Furyの見た目設定

  

Eleven Table Tennis VR 感想:卓球がうまくなりそう

Eleven Table Tennis VR の良いところ

  • オンラインが活発で、平日の昼間でもマッチングまで1分かからない
  • CPU対戦、マシン相手の特訓、壁打ち、打ち返し特訓、カップゲームなど、できることが多い
  • 設定項目が豊富で、自身の中に卓球の感覚があるなら、理想にかなり近づけることができる

Eleven Table Tennis VR のイマイチなところ

  • BGMは3種類程度が状況関係なく常に流れっぱなしで、メリハリがない
  • 失点したときのSE(ブー)が、地味に気になる
  • 部屋(環境)が狭く、閉塞感がある

  

オンライン対戦メインで、強くなるために1人用モードがあるという感じです。

オンライン対戦のマッチングは早く、今のところ過疎の心配はありません。

  

対戦時、相手の表示は顔とラケットだけですが、それでも案外コミュニケーションできます。

もちろんボイスチャットもありますが、ボイス無効の人や有効でもほぼ無言の人が多かったです。

  

一転、一人用ゲームとして見ると、かなり寂しいです。

CPUに感情表現はなく、ラケットにくっついて顔が浮いているという感じ。

「ラケットだけ表示したほうがいいのでは?」と思うレベルです…。

Eleven Table TennisのCPU戦
常に真顔のCPU、正直ちょっと怖い

  

またトレーニングの種類は豊富ですが、ひとり黙々とやる雰囲気が強く、思うように打ち返せない卓球初心者にはやや辛いトレーニングが多いです。

BGMの単調さが、寂しさに拍車をかけます…。(卓球センターに行って、室内のBGMをバックに黙々と自主練をしている感じ)

Eleven Table Tennisのトレーニング例
他にも自由練習とサーブ練習がある
むねりょ
むねりょ

「卓球を楽しめるか?」が試されるゲームで、下手くその私には合いませんでした…

  

Racket Fury: Table Tennis 感想:楽しくできる卓球ゲーム

Racket Fury: Table Tennis VR の良いところ

  • ロボットAI(CPU)が感情豊かに動くので、1点の取り合いが楽しい
  • CPUの強さは12種あり、下手くそでもいい勝負が出来る(たまに勝てる)
  • 打ち返したときのSEが気持ちよく、スマッシュ用のSEもあり、単純なラリーが楽しくできる

Racket Fury: Table Tennis VR のイマイチなところ

  • オンラインが過疎っており、野良マッチングは絶望的
  • 自ロボットのカスタマイズを除けば、できることはロボットAIとの対戦のみ

オンラインが過疎っているので、基本的には1人用オフラインゲームと考えたほうが良いでしょう。

しかしできることは『Eleven Table Tennis』より少なく、オンライン対戦(過疎)、キャンペーンモード(CPUとの試合)とトレーニング(CPUとの打ち合い)、自キャラの着せ替えの4つだけです。

また着せ替え以外は全てCPUと向かい合っての「対戦形式」になるため、見た目のバリエーションも乏しく、合わないと飽きが早いかもしれません。

Racket Furyのトレーニング
トレーニングも対戦形式

  

ここまで悪いことばかり書いてしまいましたが、CPUの存在感が強く、プレイするとかなり楽しいです。

  

ラケットに当てたとき、スマッシュを打ったときの効果音が気持ちよく、ラリーの1球1球が楽しくなります。

また得点を決めたとき・決められたときにCPUがオーバーにリアクションしてくれるので、1点の取り合いも楽しいです。

「スピンをかけたとき」や「スマッシュを打ったとき」にエフェクトが表示され、「あの球を返した……だと!?」とテニヌごっこも可能!

むねりょ
むねりょ

エフェクトは設定で無効にもできます!

Racket FuryのCPUリアクション集
CPUのオーバーアクション集

 

物理方式(球の挙動)を「アーケード」にすると、とりあえず当てただけでも割と返ってくれるので、卓球初心者でも安心!

実力がついても(ついてるか?)、オンラインが過疎っていて対人で試せないのが残念です。

  

ラケットアクセサリーで没入感アップ!

卓球ラケット型のアクセサリーを使用することで、さらにVRへの没入感がアップします。

色が付いている部分は本当にラバーが貼られているので、指が当たったときに本物のラケットを持っている感覚になります!

ガッチリと固定されますので、振り回してコントローラが飛んでいく心配もありません!

  

ただしアクセサリー分、コントローラ(ラケット)がさらに重くなることには注意です!

リアルで卓球ラケットをよく持つのであれば、重量の違いに違和感があるかもしれません。

  

まとめ:「卓球」がうまくなりたいならEleven、「卓球ゲーム」がしたいならRacket Fury

メタクエストで評判の良いVR卓球ゲーム、『Eleven Table Tennis VR』『Racket Fury: Table Tennis VR』をご紹介しました!  

  

改めて、おすすめの判断を基準です!

オンラインで対戦したい人、卓球がうまくなりたい人 ⇒ Eleven Table Tennis VR

一人で楽しみたい人、初心者でラリーを楽しみたい人 ⇒ Racket Fury: Table Tennis VR

むねりょ
むねりょ

私はオンライン対戦が苦手で、卓球初心者なので『Racket Fury』の方が好きです。

『Eleven』もたまにやるので、muneryoを見かけたときは、よろしくお願いします!

  

どちらもVR卓球ゲームとして文句のない完成度です!

自宅で気軽に卓球、運動にもダイエットにもおすすめです!

  

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