
「VR(バーチャルリアリティ)が流行ってるけど、なにがおもしろいの?」
「ARやMR、XRって似た言葉があるけど、VRとなにが違うの?」
VRにハマっている私に言わせると、VRの魅力は次の一言に尽きます。
五感といえば、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚ですが、さらに空気感も体験できるのがVRです。
今回は「私の考えるVRの魅力」と、VR以外の「○○リアリティ(AR・MR・XR)」について、画像付きで語らせてもらいます!
用語・学術的な解説ではなく、あくまで「エンタメとして楽しむVR」という視点での話になります。
VR(バーチャルリアリティ)の魅力:「現実」と「仮想現実」


1枚目(現実):フリー素材写真より
2枚目(仮想現実):VRChat内「バーチャル沖縄」にて撮影
VRは「バーチャルリアリティ」の略称で、日本語だと「仮想現実」といいます。
VRをはじめとする『○○リアリティ』という言葉は、全て「現実」と「仮想現実」との関わり方を表す言葉です。
VRの魅力を語るためにも、まず「現実」と「仮想現実」の違いについて話をさせてください!
この空間すべてが「現実」
「現実」とは、我々がいる この世界 のことです。
現実には、人や動物などの生き物がいて、物体が存在し、時間が流れている。
また、さまざまなものを見て、聞いて、におって、味わって、感じる。
この五感で感じる空気感こそが、まさに「現実」なのです。
なんでもありの「仮想現実」
「仮想現実」はその名の通り、「現実」に似せて作られた、でも 現実とは違う世界 のことです。
仮想現実には、人や動物は居たり居なかったりしますし、物体も在ったり無かったりしますし、時間や距離だってメチャクチャです。
仮想現実では、
「猫耳のお姉さん」や「二足歩行でしゃべるバナナ」などファンタジーな生き物も居ますし、
「飛び跳ねる高層ビル」など物体が生き物のように動いたりもしますし、
現在から過去、想像上の未来へと自由に行き来できたりします。
「仮想現実」には、桜の横にヒマワリが咲いていたり、東京タワーの真横に富士山があったりと、現実のようで【現実にはありえない世界】がたくさん存在します。
VR最大の魅力「仮想現実で体験する、リアリティのある体感」
また、「仮想現実」のリアルな再現は、ときに存在しないはずの六感を呼び起こします。
この場合の六感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、そして空気感を指します。
「存在しないはずの六感」とは例えば、
- すぐ近くで人に見つめられると目をそらしたくなりますし、
- 雪が降り積もる世界を旅すると体感温度は「-1度」くらいに感じますし、
- 腕を這うゴキブリを見ると気持ち悪さにVRゴーグルを壁に叩きつけたくなります。
この存在しない六感の体験こそが、VR最大の魅力なのです!
近年になりメタバースが注目されだしたのも、VRで「体感をともなったコミュニケーションが取れるようになったから」が大きく関係しているでしょう。
VR・AR・MR・XRの違い

VRの親戚に「AR」・「MR」・「XR」があります。
これら「○○リアリティ」は、すでに身近なところで使われ始めており、あなたも知らないところでもう体験しているかもしれません。
「○○リアリティ」の説明と、身近な使用例を見てみましょう!
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは


1枚目:Meta Store「はじめてのQuest」より
2枚目:VRChat内「The Sanctuary Forest」にて撮影
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、「仮想現実」そのもの、あるいは『VR』を体験する技術を指します。
VRで構成された世界に、あなたの体を持ち込むことは出来ません。
VR世界でのあなたの体は、以下のいずれかになります。
- 完全に透明になる(VR動画など)
- 手のみなど、操作が必要な物になる(多くのVRゲーム・アプリなど)
- その世界に存在するための姿に変わる=アバター姿(メタバースなど)
上記いずれかの姿となり、「仮想現実の世界」を見たり聞いたりして楽しめる技術が「VR」です。
VRは「仮想現実」100%
仮想現実
(⇒ VRゴーグルが必要)
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは


1枚目:App Lab「Uni Live Viewer」にて撮影
2枚目:App Lab「Piano Vision」より
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、「現実」に「仮想現実」の情報を重ねて表示させることです。
ARを使用した有名な例と言えば、やはりポケモンGOでしょう。
ARはゲーム以外にも、以下のような活用がされています。
- カメラが人間の位置を認識することで、ヒト以外を別のものと差し替える(Web会議バーチャル背景)
- カメラが人の顔を認識することで、あたまに動物の耳を付けたり、肌の色を変えたりする(加工カメラアプリ)
- カメラで家の中を撮影すると、商品と家の中が表示され購入前に家の雰囲気に会うかが分かる(ショッピングアプリ)
「現実」に「仮想世界」の情報を重ねて表示させる技術が「AR」です。
ARは「現実」に「仮想現実」を持ち込む
現実
(⇒ スマホなどで「仮想現実」を投影)
仮想現実 |
MR(Mixed Reality:複合現実)とは


1枚目:Meta Store「BeatSaber」にて撮影
2枚目:VRChat内「Tokogrammetry Gallery」にて撮影
MR(Mixed Reality:複合現実)とは、「現実」と「仮想現実」が入り混じった状態のことです。
『VR』は、「仮想現実」を五感を使い楽しめる技術、
『AR』は、「現実」に情報を追加して表示する技術 だとすると、
『MR』は、「現実」と「仮想現実」が重なり表示された上に、見たり触れたりできる技術です。
ARと似ており理解が難しいですが、この2つには以下の違いがあります。
- AR:デバイスを通じて表示するだけ
- MR:デバイスが表示したものに、直接触れたり操作したりできる
「触れることのできる3Dホログラム」と言えば、少しイメージが付きやすいでしょうか。
その為、『MR』では、あなた と 表示されたもの との空間上の位置関係が認識できている必要があります。
『MR』を体験するには、VRゴーグルのような高価な機器や設備が必要になります。
MRには以下のような活用事例があります。
- バーチャル会議に資料を持ち込む
- 現実のキーボードをバーチャルオフィスに持ち込む
- 遠隔の人と同じ空間上で一緒に映画を楽しむ
「現実」と「仮想現実」が重なり表示された上に、見居たり触れたりできる技術が「MR」です。
MRは「仮想現実」に「現実」が入り混じる
「仮想現実」と「現実」の境目が無くなる
(⇒ 触れたりするために VRゴーグル などが必要)
最後に:VRの魅力をもっともっと知ってほしい!

VRの魅力と、「VR」・「AR」・「MR」・「XR」についてそれぞれ紹介しました!
これらの「○○リアリティ」を体験するには、スマホ や VRゴーグル などの機器が必要となります。
今回紹介したVR・AR・MRは、VRゴーグルのメタクエスト3で全て体験することが出来ます。
メタクエスト3で以下コンテンツを全て楽しむことができます!
- 1つの世界観にガッツリ入り込む「VRゲーム」
- 自宅にいながら世界中の人と会話ができる「メタバース」
- 100インチ以上の大画面で動画が楽しめる「VR動画」
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VRは「体験しないとその凄さが伝わらない」ところがありますので、レンタルなどでぜひVRを1度試してみてほしいと思います。
私は友だちの家で初めVRを体験し、そこから初代メタクエスト1(当時はOculus Questという名前でした)を発売してすぐに購入するほどVRにハマりました。
メタクエスト3以外にも、スマホを使うタイプやパソコンで使うタイプなど、VRゴーグルにはいろいろあります!
VRゴーグルの種類と違いについては、以下の記事で詳しくまとめています!
この記事をきっかけに、VRに興味を持つ人がひとりでも多くなってくれればと思います。

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