メタバース(バーチャルSNS)では、自宅に居ながら世界中の人とコミュニケーションを取ることができます。
「メタバース」に「VR」を組み合わせると、ボディランゲージもできるようになり、より現実に近い感覚でコミュニケーションが取れます。
そこで今回は、メタクエスト単体でも楽しめるおすすめのメタバースサービス(プラットフォーム)をご紹介します!
世界中から人が集まるメタバースや、日本人が多いメタバース、観光が楽しめる、本格的なゲームが楽しめるなど、一口にメタバースと言っても、特徴はさまざまです。
ぜひ自分に合ったメタバースを見つけて、観光・交流・ゲーム・イベント、新しい世界に飛び込みましょう!
メタバース×VRは、「ありのままの人物像」が見えやすくて面白いですよ!
あわせて読みたい!
メタクエストで遊べるおすすめのVRメタバース4選!
特におすすめできるメタバース4選を初めにご紹介します。
「メタクエスト単体でも遊べる」であって、パソコンやスマホから遊べるメタバースもあるので、ぜひお友だちも誘って一緒に遊んでください!
【おすすめのVRメタバース4選(目次)】
主な用途 | 日本語 | 対応デバイス | |
---|---|---|---|
VRChat | 観光 交流 ゲーム イベント | ○ | パソコン(Steam・SteamVR) Android iPhone Meta Quest(2・3・Pro) Pico 4 |
cluster | 観光 交流 ゲーム イベント | ◎ | パソコン(アプリ・SteamVR) Android IPhone Meta Quest(2・3・Pro) |
バーチャルキャスト | 交流 ゲーム イベント | ◎ | パソコン(SteamVR) Meta Quest(2・3・Pro) |
RecRoom | ゲーム | △ | パソコン(アプリ・Steam・SteamVR) Android iPhone Meta Quest(2・3・Pro) Pico 4 PS4・PS5 Xbox(One, Series X, Series S.) |
これだけは知っておきたい!メタバース用語
- アバター
- メタバース内でプレイヤーの分身となる姿。
メタバースではアバターを操作して、ワールドを巡ったり、人々と交流したりする。
- メタバース内でプレイヤーの分身となる姿。
- ワールド
- メタバースの「遊び場」。
メタバースでは様々なワールドが用意されており、「ワールドの多さ」が「メタバースの広さ」といっても過言ではない。
- メタバースの「遊び場」。
- インスタンス
- ワールドを楽しむための「部屋」のこと。
多くのメタバースでは、ワールド情報を元にインスタンス(部屋)を作成し、ユーザーはインスタンスの中でゲームや交流を楽しむ。
同じワールドに居ても、異なるインスタンスに居る人とは交流できないので注意。
- ワールドを楽しむための「部屋」のこと。
VRChat:自由度が魅力のVRメタバース!
【外部リンク】VRChat(公式サイト)
世界のVR対応のメタバースで、最も利用者が多いのが『VRChat』です。
VRChatには不親切な点や治安など問題点も多いですが、その反面楽しい場所やできることが多く、ハマる人が多いのも納得のメタバースです。
海外のサービスで英語の部分も多いですが、最近UI(メニュー画面など)が日本語化されたことにより、英語が苦手な方にも始めやすくなりました。
ユーザー主体で作り上げる、非常に自由度が高いメタバースとなっています。
VRChatの特徴は、以下の通りです。
- 数えきれないほどのワールドが公開されており、無限に遊べる
- 観光なら、幻想的なワールドや現実の観光地を再現したワールド、ゲームやアニメの世界に入れるワールドなど
- ゲームなら、アクション・シューティング・パズル・ボードなど多くのジャンル、一人で遊べるゲーム、みんなで遊べるゲームなど
- 雨音が聞こえる落ち着いた部屋やバーチャルライブ(パーティクルライブ)が見られるワールド、お酒を飲む人が集まるワールドなど、観光・ゲームの枠に当てはまらないワールドも多い
- そのコンテンツの幅広さは「VRChatのせいでほかのVRコンテンツが売れない」と言われるほど
- アバターの自由度も高く、さまざまな表現が可能
- 無料で何百種類ものアバターが公開されており、その時の気分で美少女にもイケメンにもロボットにも物体にも何でもなれる
- アバターにいろいろ仕込まれており、小道具を出したり衣装を替えたり一つのアバターでいろいろできることも
- 法律や規約に反するものは論外として、それ以外ならほかプレイヤーに迷惑をかけない限り(プライベートインスタンスなど)なら使用が認められている
- 非常に多くのコミュニティが存在しており、趣味の仲間が見つけやすい
- コミュニティの枠組みは趣味・職業・アバター・生活リズムなど多岐にわたる
- 一人で複数に入ることも可能(むしろ1つだけ入っている人は珍しい)
一方VRChatの問題点として、以下が挙げられます。
- 初心者案内が少ない
- 初めに簡単な操作説明がある程度で、「どんなことができるか?」や「○○をやってみよう」といった初心者案内はほぼない
- 「VRChatって聞いたことがある」で始めたプレイヤーは困惑、適当に訪れたワールドが英語だらけで即諦めた日本人プレイヤーは数知れず
- 「初めに親切な人に会えるか次第で、VRChatが楽しめるか決まる」と言われることも
- 過激なアバターも多く、治安が悪い場所も多い
- VRChatでは美少女アバターを使用する人が多く、日常的に露出の多いアバターを使用している方も
- 視界を遮る、大音量の音楽を流す、追いかけますといった迷惑行為をしてくる人もいる(ルール違反)
- 自衛の手段はあるが限界があり、急な嫌がらせに不快感や恐怖を覚えることも
- ほかのメタバースでも同様の迷惑行為はあるが、自由度が高いためかVRChatは特に多い
- パソコン以外では表現に大きな制限がかけられる
- 「パソコンでしか入れないワールド」や「パソコンでしか表示できないアバター」も多い
- 特にアバターに関しては、パソコンとパソコン以外で「同じ人を見ているが、全く異なる姿を見ていた」ということも
- VRChatの魅力を全て楽しむなら「性能の良いパソコン」が必須で、そういった点でメタクエスト単体では楽しみきれない惜しいメタバース
- 自作ワールドや自作アバターの使用が難しい
- 自作ワールドや自作アバターのアップロードには、ゲーム開発にも使われる「Unity」というパソコンソフトを使用する必要がある(メタクエスト単体では不可)
- 解説動画・サイトが豊富にあり、調べれば何とかなることも多いが、パソコン初心者には難しいのは間違いない
- 自作しなくとも十分楽しめるメタバースであることも確か(でもハマると自作したくなってくる)
一番おすすめなメタバースには間違いないのですが、「英語が多い」・「初心者案内が少ない」・「美少女アバターが多い」の3点から万人にはおすすめしにくいメタバースです……。
ただ興味があるなら、やってみて損はありません!
何でもありなVRChatでメタバースの可能性を感じてください!
日本人に会いたい方は、JPチュートリアルやFUJIYAMAなど日本人の集まるワールドへ行きましょう。
コミュ症的には、Beyond a bitなどのパーティクルライブ系、田村酒造場などのフォトグラメトリ系のワールドをおすすめします!
cluster:No.1国産メタバース
日本発のVR対応のメタバースで最も利用者が多いのが『cluster』です。
メタバースの雰囲気としてはVRChatと似ているところがありますが、VRChatと違いclusterは日本語が中心ため、「初めてのメタバース」に特におすすめのメタバースです。
なおclusterはVRにも対応していますが、体験した感覚としては「VRのユーザーは少なく、スマホの方が多い」ように感じました。
ただ運営スタッフが見回りをしていることもあり、VRChatと比べると治安がいい……という声が多く、私もそう感じました。(迷惑行為がないわけではないので、油断は禁物)
clusterの特徴は、以下の通りです。
clusterはVRChatと雰囲気が近いため、「VRChatと比較して」という目線が強く出てしまいました……
- 完全日本語対応で、ユーザーも日本語を話す方が多い
- UIはもちろんワールド内もほぼ日本語で書かれており、英語は各ワールドで海外の方への配慮で書かれているのをたまに見かける程度
- ユーザーも日本語を使う方が多いので、英語の心配なくメタバースを体験できる
- UIメニュー内にイベント告知ページがある
- 事前に調べなくても、今後どんなイベントがあるかがいつでもどこでも分かる
- clusterだけで自作ワールド・自作アバターが作れる
- 簡易的なものに限定されるが、手軽に自分だけのオリジナルワールド・アバターが作れるのはVRChatにない大きな魅力
- VRM(アバターファイル)があるなら、Web上のマイページからアップロードするだけで使用することも可能
- VRChatと同じく、Unityを使えば本格的なワールド・アバターも作成可能
- VRChatが「何でもできるメタバース(ただし作るのは難しい)」とすると、clusterは「誰でも作れるメタバース(ただし自由度は下がる)」
clusterには、VRChatで指摘されるような大きな問題点・欠点はありません。
ただ個人的には、以下の点が少し惜しいと感じました。
- 表面的には「デバイスによる制限」は無いが、実際には入れないワールドは存在する
- Quest単機だとエフェクトが多いワールドなどは、入った瞬間からフレームレートがガタ落ちし、実質遊べないワールドとなっている
- とはいえVRChatの「PC対応」「Quest対応」みたいな「デバイスが違うから手も足も出せない」よりはマシ……と感じるかは、個人の感覚による
- (VRChatと比較すると)グラフィックや演出の幅が狭い
- 飛びぬけて美しいワールドや、感動するほどぶっ飛んだ演出は見かけませんでした(面白いワールドがあるなら教えてください)
- 交流やイベント目的ならそこまで気にならない(「デバイス関係なく体験できる」「安心して体験できる」という意味ではむしろメリットだ)が、観光目的だと変化が少なく飽きが早い
- UIがVRに最適化されていない
- パソコン・スマホ用のUIをそのまま中空に表示しただけで、操作性がやや悪い(UI表示はコントローラのボタン1つで出せるのに、閉じるのは中空の×ボタンクリックが必要など)
clusterでメタバースで交流する楽しさに気付く、自分で作る楽しさに目覚める、友だちと別のメタバースや趣味に手を出してみるなど、いろいろな可能性の足がかりにしましょう!
初心者は週5で開催されている公式イベント「cluster初心者ガイド」に参加して、基本操作やコミュニケーションの方法を覚えましょう!
バーチャルキャスト:少人数でワイワイ楽しみたいメタバース
ほかのメタバースサービスとは、やや方向性が異なるメタバースが『バーチャルキャスト』です。
この記事を書くにあたり、いろいろなメタバースプラットフォームを体験しましたが、バーチャルキャストが最も触って楽しいメタバースでした。
制限が多くなりますが、会員登録をしなくても体験可能なので、メタバースにちょっと興味があるという方は試してみるとよいでしょう。
clusterと同じくバーチャルキャストも日本語が中心で、日本人に始めやすいメタバースとなっています。
ただしスマホでのプレイには対応しておらず、また基本的にVR機器が必須のため、ここまで紹介したメタバースと比べるとプレイ人口は少ないです。
バーチャルキャストの特徴は、以下の通りです。
- 配信特化の「スタジオ」とメタバースの「ルーム」(ほかメタバースで言う「ワールド」)に分かれている
- 「スタジオ」が使えるのはSteamVR版だけで、メタクエスト版は「ルーム」のみ移動可能
- ワールド内のアイテムをその場で取得(購入)でき、すぐに装着したり別のワールドへ持っていくことができる
- ストアで気になるアイテムを探して……ではなく、「気になったアイテムが眼の前にあれば、その場ですぐ取得できる」というのが他メタバースとの大きな違いで、ウィンドウショッピングが楽しい
- アクセサリーの装着も編集モードなどに移行することなく、アバターに当てるだけで装着(追従)してくれる直感操作
- 設定次第でルーム内が無人になっても設置したアイテムを残せる
- このシステムを活かした、公式の「友達募集掲示板」がメタバース内に存在する(ほかのメタバースだと直接会うか、外部でやり取りするしか友達を募集する方法はない)
- 撮った写真をその場で部屋に飾り付けられるし、プレイ途中のボードゲームなども全てそのまま残せるので、「自分の部屋」の感覚がほかメタバースより強い
- アバターのアップロードが簡単、ルームも組合せで簡単に作れる
- 公式のマイページからアバターファイル(VRM/VCI/GLB)をアップロードするだけでメタバース内でも使えるようになる
- 新規ルーム登録だけWebページで行う必要があるが、ルーム内の編集はバーチャルキャスト内でロケーション(ルーム外観)を決めてアイテムを置くだけと簡単
- ロケーションもアイテムも公式ユーザーストアで有料・無料問わず大量に公開されている
バーチャルキャストほかメタバースと異なる点が多く面白いメタバースですが、以下の点が残念に感じました。
- 人もルーム(ワールド)も少ない
- 私が確認した範囲では「全ての公開ワールドに誰もいない」ということは無かったが、時間帯によっては「全体で片手で数えられる人数だけ」ということはよくあった
- Webページで確認する限り、全体の公開ルーム数は954しかなく(24/06/14時点)、とりあえず公開しただけというルームも多いので遊べるルームはもっと少ない
- メニューの情報量が少なく、操作も不便
- 項目が体の周りに出る「リングメニュー」はおしゃれだが項目の一覧性が低く、「そのメニュー項目の下にさらにどんな項目があるか?」がメニューを開いてみないと分からない
- 特にルームを探すときが不便で、リングメニューの表示項目数が少なく検索機能もないので、ゲーム内メニューからは実質20ルーム程度にしか遊びにいけない
- ゲームの外、ウェブブラウザからルームを検索することで多くのルームに遊びに行くことができる
- 「メニューはとりあえず用意しました」という感じで、全体のシステムがよくできているだけに、このとっつきにくさが残念
バーチャルキャストでは、「未来の生活」でイメージしていたことがバーチャル空間内で実現したように感じました。
機能が良いだけに、人の少なさやメニューの分かりづらさが残念になりません。
小さなコミュニティでメタバースを活用するなら、バーチャルキャストが一番適しているでしょう。
人が集まりやすいのは夜22時ごろのバー・セーラですが、日によって居たり居なかったり……
誰かに会いたい方は、メニューの「ルーム」 > 「アクティブ」で人の多い部屋を探しましょう!
RecRoom:ゲーム中心で交流しやすいメタバース
「VR版Roblox」とも呼ばれる、VRChatに次いで世界2位の利用者がいるVR対応メタバースが『Rec Room』です。
ゲームが中心となっており、コミュニケーションが苦手な方でも楽しみやすいメタバースとなっています。
日本語対応はメニューの一部に留まっており、ゲームのルールなどは基本英語で書かれています。
ただ「ドッジボール」や「ディスクゴルフ」などルール不要で分かるゲームもあり、英語が苦手でもとりあえずやってみてほしいと思います。
またユーザーが作成したアートやイラストを鑑賞するルームや、ほかメタバースと同じように観光を目的としたルームもあり、ゲーム以外の楽しみ方もできるようになっています。
Rec Roomでは、ワールドのことを「ルーム」と呼びます。(ゲームができるルーム、観光が目的のルームなど)
Rec Roomの特徴は、以下の通りです。
- アバターが平等なメタバース
- ほかのメタバースと違い、Rec Roomにはアバターをアップロードする機能がなく、個性はアクセサリーでのみ表現できる(一部の人は例外的にアバターに足がありますが)
- この制限により、「性的なアバター」や虫やクリーチャーなどの「不快なアバター」を見かけることはない
- 人によってはデメリットとなる要素ですが、Rec Roomは「ゲーム重視のメタバース」のため、メリットと判断しました
- プレイヤーレベル、デイリーチャレンジといった続けやすいシステムがある
- プレイヤーレベルが上がると、アイテムやがトークン(ゲーム内通貨)が手に入る「パッケージ」が貰える(要はガチャ)
- プレイヤーレベルはログイン、パブリックゲームへの参加、コミュニティールームへの訪問(要はワールド巡り)で上昇し、序盤ほど上がりやすくなっている
- デイリーチャレンジには「○○のゲームで××する」「○○の部屋を訪れる」などがあり、クリアすると「パッケージ」が貰える
- 以前はより高価なアイテムが入手できるウィークリーチャレンジもあったが、2024年6月に終了した
- Rec Roomのメタバース内だけで高度なワールドが作成できる
- 3Dオブジェクト、アニメーション、アバター用のアクセサリー、ゲーム用のプログラミングなど、ほとんどのことがゲーム内の「メーカーペン」で作成できる(共同開発も可能)
- パソコン用の開発ツール「Rec Room Studio」(要はRec Room用の開発環境をまとめたUnity)を使うことで、ゲーム外の素材を利用したルーム(ゲームなど)を作成することも可能
メタバースとして完成度が高いRec Roomですが、以下の問題点があります。
- 日本語を話す方がいない、日本語対応も中途半端
- 野良で日本語が話せる方を見かけたのは1度だけ、今も活動している日本人コミュニティは #RecRoomJapan(Xタグ) くらいっぽい?
- 一応「日本語対応」だがメニューのみで、そのメニュー内にも未翻訳の部分がある
- ルールが読めなくても遊べるゲームもあるが、読めないと遊べないゲームも多い
- ゲームの進行を守らない人がいる
- 特にターン制のゲームにおいて、1人のプレイヤーが進行を止めてゲームが崩壊することがある
- あるいは進めてはくれるが、いい加減なプレイでゲームとして成り立たたないことも
- 「バグで止まる」や「進行中に人がいなくなる」などもあり、最後までプレイできないゲームが続くことも……
- トークン(ゲーム内通貨)が影響するルームがある
- トークンはリアルマネーで購入でき、反対にトークンをリアルマネーに換金もできる
- プレイヤーが有利になるアイテムが、各ゲーム内で販売されている(購入にはトークンが必要)
- 「落ちているアイテムを拾おうとしたら購入画面が出現した」ということも多く、ゲームに集中し辛いことも
- 「ルームに入ったらとりあえずアイテム販売ショップが目に入る」ことも多く、お金の気配の多さにうんざりすることも
- 上記トークン関連はユーザー作成のゲームで多く、Rec Room公式が作成したゲームではそこまで「お金お金」してない
Rec Roomは、各ルームでやる事(ゲーム)が決まっているため、コミュ症でも遊びやすいメタバースでした。
ただクオリティの高いゲームが多いだけに、「ゲームが最後まで成立しないことが多い」(私の運が悪かっただけ?)のが残念でした。
Rec Room公式のステージ型FPSの「The Rise of Jumbotron」がおすすめです!
基本操作やおすすめの設定は「JapanTutorialRoomJP」で覚えましょう!(メニュー画面のがUIが古いので注意)
まだまだあります!メタクエストで遊べるメタバース!
おすすめのほかにメタクエスト単体で遊べるメタバースを簡単に紹介します。
おすすめメタバースが合わなかった方は、次のメタバースも試してみましょう!
【まだまあるメタクエストで遊べるメタバース!(目次)】
フォートナイト:ゲームパッドで大画面プレイ! ※非VRメタバース
フォートナイトはバトルロワイヤルゲームからメタバースに転身したゲームです。(バトルロワイヤルゲームもは今でもプレイ可能)
フォートナイトは、『Xbox Cloud Gaming』を使うことでメタクエスト単機でもプレイすることが可能です。
『Xbox Cloud Gaming』を利用するには、マイクロソフトアカウントとゲームパッドが必要です。
フォートナイト以外のゲームをプレイする場合は、有料の「Xbox Game Pass Ultimate」に加入する必要があります
なおクラウドサービスでフォートナイトを実行するだけなので、VRにはなりません。
ただメタクエストとコントローラ(とネット環境)だけで、どこでも大画面でフォートナイトが遊べるのは大きな魅力です。
ネット環境にもよるでしょうが、ラグや入力遅延が多いのでガチプレイには向きません
Quest2はSwitch より安く、実は一番安価でフォートナイトが遊べるデバイスです。
私は最近つかっていないPS4コントローラをBluetooth接続して遊んでいます。
安価なBluetoothコントローラなら、8bitdoシリーズがおすすめ!
(ほかにもいろいろな形状あります)
ロブロックス:専用アプリはあるが最適化が甘く遊びづらい
ロブロックスは、世界一のプレイ人口を誇るメタバースです。(VRChatは世界一プレイ人口のVRメタバース)
ロブロックスは「YouTubeのゲーム版」とも呼ばれ、個人クリエイターによる大量のゲームがプレイできるメタバースです。
Metaも公式で特設ページを作るほどには推していますが、メタクエストに最適化されている感じは無く、正直メタクエストで遊ぶのは苦痛でした……
視点がキャラに近すぎて見辛い・酔いやすいのに、酔い対策の設定はありません。
コントローラのボタン数も足りておらず、ゲームパッドを繋いで何とか遊べる感じです。
VR対応ワールドも少ないので、「これならスマホ・タブレットで遊んだ方がまだマシでは?」と思ってしまいました……
その他(Banter、Flipside、Innerworld、Reborn、Spatial… ほか)
メタクエストにはまだまだ多くのメタバースが存在しています。
私が確認しただけでも、以下の6つがありました。
ただしどれも対応言語は英語のみで、日本を話す方もほとんど(全く?)いないため、英語が話せる方向けです。
全て少しずつプレイしましたが、日本語での情報もほぼなく、英語が話せない私にはいずれもあまり楽しめませんでした。
唯一Spatialを活用している日本の方のnoteを見つけたので、ご紹介しておきます
【外部リンク】
メタバースSpatial.ioで1年間、公式ガイドになるほど真面目に遊びまくって見つけた「メタバースのここがすごい3つのこと」(note)
VRChatやclusterは何でもできるメタバースではありますが、
- 有料イベントを開催したい(Spital)
- 海外のクリエイターと繋がりたい(FlipSide)
- メタバースではゲームよりもリラックスしたい(Innerworld)
など目的が明確ならば、上記のようなメタバースを利用した方がいいかもしれません
例えばご自身が主催となり、日本語が話せる方を集めるのであれば、英語のみのサービスでも問題ないかもしれません
Metaのメタバースはまだ遊べない
Metaが運営するメタバース『Meta Horizon Worlds』は、現在アメリカ、カナダ、スペインなど7か国でのみ利用することができ、日本からアクセスすることはできません。
しかし2024年6月26日、数カ月以内に日本でも利用ができるようになると、Meta公式ブログにて以下の通りアナウンスがありました。
- Meta Questがサポートされている国と地域では、13歳以上(韓国とスペインでは14歳以上)であればアクセスができるようになります。
- Meta Horizon Worldsへのアクセスは、ヘッドセットだけでなく、モバイル機器やウェブからも可能です。
- 今後、数カ月間をかけて徐々に展開していきますので、すぐにアクセスできない可能性があります。
- 保護と安全性に関する初期設定、ペアレンタルコントロールツールは、誰もが安全で魅力的な体験をサポートするために、Meta Questがサポートする言語に翻訳されています。
- 個々のワールド内を含め、今後時間をかけてローカライズを拡大していく予定です。
- 現在、クリエイター向けのツールは英語版のみとなりますが、ローカライズされたキーボードを使用し、誰でも好きな言語でワールドを作成することができます。
個々のワールドもローカライズされるとのことなので、英語が苦手でも楽しめるメタバースになるかもしれません。
登場に期待しましょう!
「美男美女ではない人型のアバター」が基本なので、VRChatなどでは「アバターが気持ち悪い」と感じる方には新しい選択肢になるでしょう
遊べるようになりましたが…
日本から『Meta Horizon Worlds』が遊べるようになりました!
率直な感想を言うと「アニメ調のアバターがいないcluster」って感じでしょうか……
メタバースの新しい選択肢としてはいいのですが、一度でも接続すると以後しばらくの間Horizon Worldsの通知が大量に届くようになりました……(公開直後だったからかもしれませんが……)
自社のサービスを売り込みたいのは分かるが、Metaさんもうちょっと自制してくれー……
いろいろ試して「自分に合うメタバース」を見つけよう!
メタクエストだけで遊べるメタバースをご紹介しました。
「メタバース」とは新しい呼び方で、その前は「バーチャルSNS」と呼ばれていました。(今でも普通に呼ばれます)
多くの人が使うSNSに「X(旧Twitter)」「インスタグラム」「TikTok」「YouTube」「LINE」などがあります。
今では複数のSNSを使い分けるのがあたり前になりました。
メタバースも同じで、それぞれのメタバースには異なる特徴や魅力があります。
「1つ試して合わなかった」=「メタバースは楽しくない」ではなく、いろいろ試してぜひ「自分に合うメタバース(コミュニティ)」を見つけてください!
1つのメタバースの中にも多くのコミュニティがあります!
初心者交流会などに参加して、自分に合うコミュニティを見つけましょう!
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『ぼっち・ざ・ろっく』後藤ひとり 役 青山吉能さん出演のASMR。
自分だけに話しかけてくれる吐息に耳がゾクゾクします。