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【動画例多め】360度動画・3D動画・VR動画の違いを分かりやすく解説!

2023年4月11日

Writter: むねりょ

 

対面コミュニケーションは苦手なので、文字でのコミュニケーションに活路を見い出し、日本語の奥深さにハマる。制限がある中「工夫して問題を解決をする」のが好きで、その過程で見つけた役立つ知識を発信します。VRは最新技術にも触れ合えるし、コミュ症でも世界中の人と会える最高の技術です!皆さんとVRで会えることを楽しみにしています!(でもコミュ症なので、一緒にVRゲームとかから始めましょうね)

「360度動画」・「3D動画」・「VR動画」の違いを説明できますか?

「360度見えるならVRでしょ?」

「VR動画=立体的にみえる動画!」

  

そう考えている方は、ぜひこの記事を読んでください!

  

この記事では「360度」・「3D」・「VR」の違いを、参考動画を使って説明しています。

参考動画の中には、「VRじゃない3D動画」「VRゴーグルを使用しないVR体験動画」もあります。

  

この記事を最後まで読むと、「360度動画」、「3D動画」、「VR動画」の違いを自分の言葉で説明できるようになります!

むねりょ
むねりょ

なお説明上「360度動画」としていますが、「180度動画」の場合でも同じです!

あわせて読みたい!

360度⇒視野範囲、3D⇒表現方法、VR⇒体験方法

360度は「映像視野の範囲」、3Dは「表現方法」(この場合は「立体視」)、VRは「映像を体験する方法」と、ぞれぞれ全く別の要素を示しています。

例えば「360度3DVR動画」であれば、この動画は次のような映像が表示されます。

全方位に表示され、かつ立体視が可能で、さらにその中に入ることもできる映像

映像視野は360度

立体視ができる

映像の世界に入れる

  

またこの場合、「映像作品としてVRにも対応している」だけで、VRゴーグルで見ることも、モニタなど平面で見ることもできます。

  

つまり最期の「VR」は、「VRデバイス対応」を示しているだけであり、映像自体がVR専用に作成されているわけではありません。

「360度3DVR動画」で表示される映像は、VRデバイスを使用しなければただの「360度動画」、あるいは「360度3D動画」ということになります。

動画例

以下の動画は、パソコンの方はマウスでドラッグして、スマホの方はスクロールで、VRの方は実際にその方向を向くことで360度の方向を確認することが出来ます。(3D対応ではないので、立体的には見えません)

  

【公式】「甲子園球場 空中散歩」360度VR映像

  

360度、3D、VRの仕組みから「VR」を理解しよう

正確に理解するために、「視野範囲」「表現方法(立体視)」「体験方法」のについて、さらに細かく知りましょう。

  

360度=VRじゃない!

360度動画とVRの相性は抜群です。

VRゴーグルを使用して360度動画を視聴すると、まるで映像の中に自分が入ったかのように風景を体感することが出来ます。

  

だからといって、「360度動画」=「VR動画」というわけではないのです。

360度動画はあくまでも「360度画像を連続させた映像」であり、そこにVRは関係ありません。

360度画像例

360度画像は、2枚の広角レンズを使用して前方と後方を同時に撮影し、つなぎ目を合成することで作成されます。

  

360度画像がVRと関係ないことは、Googleストリートビューを想像してもらえば、分かりやすいでしょう。

スマホやパソコンを使って『Googleストリートビュー』を利用したことがある方は多いと思いますが、ストリートビューを使って「VRすごい!」と思った方はいないでしょう。

  

もちろんGoogle Earth VRなどを使い、VRゴーグルを通して『Googleストリートビュー』を見れば、多くの人がストリートビューを「VR」と感じるでしょう。

ただ360度なだけでなく、ストリートビューの中に入ることが「VR」を感じる条件と言えるでしょう。

  

360度を撮ってみたい方へ

初めての360度カメラには、「RICHO THETA(リコー シータ) SC2」がおすすめです!

入門モデルなので機能は少ないですが、操作もかんたんになってます!

もちろん360度動画の撮影も可能!

むねりょ
むねりょ

1日や2日使うだけならば、レンタルしましょう!

ドコモのkikitoなら「RICOH THETA SC2」 3,680円~ で試すことができます!

  

3D=VRでもない!

VRゴーグルでは、右目用と左目用の2つ映像を再生することで、映像を立体的に飛び出させて見せます。

わずかに違う位置のズレで立体的に見えます

  

だからといって、「立体的に見える(立体視)」=「VR動画」というわけではないのです。

立体視はあくまでも「飛び出して見せる表現方法」あり、そこにVRは関係ありません。

  

立体視とVRが別であることは、「3D映画」をイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

  

「3D映画」では、スクリーンに映されたものが飛び出して見えます。

だからといって、「3D映画」は「VR」ではないですよね。

  

それに立体的に映像や画像を見る方法は、VRゴーグルが登場する前から存在しています。

有名なのは赤と青のフィルターで立体的に見せる「アナグリフ」と、目の焦点位置で立体を見る「ステレオグラム」でしょう。

赤と青のアナグリフ

ランダムドット・ステレオグラム

  

またYouTubeを探すと、アナグリフを利用した360度動画を作成されている方がいました。

動画例

赤青ゴーグルで見る、360度3D映像。

赤と青のフィルターがあれば、試してみよう。

  

【360video】アナグリフ3Dパノラマ滑り台

上記の動画はVRには向かない、「360度3D"Not-VR"動画」と言えるでしょう。

  

VRは体感するもの

VR(Virtual Reality)は日本語で、「仮想現実」といいます。

VRを一言で表すと、「仮想だけど現実と思える体感」のことです。

  

体感は、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚が刺激されたときに感じます。

つまり極端なことを言うと、VRゴーグルがなくてもVRを体感することが可能です。

動画例

電気通信大学の失禁研究会が開発した、触覚を刺激するVR。

  

【高画質】女性が失禁体験装置を体験してみた【新エンコード】

この研究に興味がある方は、仕組みなどを解説した短い論文が公開されていますので、そちらもご覧ください。

尿失禁感覚再現装置の開発とその応用(PDF / 全4ページ)

  

VRゴーグルを使用すると、視界360度に広がる立体的な映像により、「映像に入り込んだ感覚」をより体感しやすくなります。

このVRゴーグルとVRの相性の良さが、「360度」と「3D」と「VR」が混同されやすい原因となっています。

むねりょ
むねりょ

VRゴーグルが「立体視の手段」(右目と左目でズレた映像を見る)と「映像に入る機器」を兼ねていることも、理解を難しくしています…。

  

「VR動画」について言えば、ただ360度映像が見えるだけでもなく、映像が立体的に見えるだけでもなく、映像に入るというのが大きなポイントと言えるでしょう。

「右を向けば右の景色(映像)が見える」などで、体験している本人が五感から現実を感じることができれば、それがVRなのです。

  

「VR動画」の解釈は、世間的にはまだバラバラ

ここまで「360度」・「3D(立体視)」・「VR」について解説しましたが、「VR動画」の解釈については、意見が分かれるところです。

  

今回の記事を書くにあたり多くの情報を調たところ、以下の意見を多く見かけました。

  • VR動画 = 360度映像が見える動画
  • VR動画 = 立体的に見える動画
  • VR動画 = 自由に動き回れる動画

  

ただ個人的には、上記の意見には異を唱えたいです。

  • VR動画 = 360度に見える ⇒ マウスなどで360度確認できる映像もVR動画になってしまう
  • VR動画 = 立体的に見える ⇒ アナグリフを使った3D映像もVR動画になってしまう
  • VR動画 = 自由に動き回れる ⇒ 確かにVR動画だと思うが、この条件ではYouTubeにある「VR動画」が、全てVR動画でないことになる
むねりょ
むねりょ

「見回せる」=「自由に動き回れる」と考えるならば、YouTubeの360度動画も「VR」に入りますが…

みなさんはどう思いますか?

  

そこで今回は、「360度」「3D」「VR」を分解して考え、「VR動画」=「入ることが出来る動画」と解釈しました。

  

ただ「映像の世界に入る」というのは、個人の感覚によるところが大きいです。

「目の前に広がる」だけで入ったと感じる方もいれば、「世界を自由に動けること」で入ったと感じる方、「触れられること」で入ったと感じる方もいるでしょう。

  

しかし細かいところは一旦忘れて、「VR動画」=「入ることが出来る動画」と広く認識しておくと、さまざまな五感デバイスが登場したときに理解が簡単になります。

例えば「触覚デバイス」が発達し「動物を触れる映像を見るだけで、なでる感覚がする」ようになっても、違和感なくその動画を「VR動画」と理解できるでしょう。

  

なので定義と言うには不明確ではありますが、「VR動画」=「入ることが出来る動画」という解釈を私は提唱します。

むねりょ
むねりょ

次はどんな五感デバイスが普及するか楽しみです!

  

まとめ:VRを理解すれば、違いが説明できるようになる

360度動画・3D動画・VR動画の違いについて解説しました!

それぞれの違いは以下の通りです。

  • 360度動画 ⇒ 360度画像を連続させて視野の範囲を広げた動画
  • 3D動画 ⇒ 映像を立体的に表現している動画
  • VR動画 ⇒ 映像の世界(仮想現実)に入ることができる動画

  

なるべく分かりやすいよう解説したつもりですが、「この場合はどうなの?」といった疑問がある方は、コメント欄にて質問いただければ考えたく思います。

  

また、今回の解説は私の解釈に基づくものですので、「それは違うんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

その場合は、1つの意見としてご容赦いただきたく願います。

  

余談:聴覚から触覚を刺激するVR動画(ASMR)

「ASMR」をご存じでしょうか?

ASMR(エーエスエムアール)とは、聴覚などからの刺激により、体がぞわぞわしたり、心地よくなったりすることを言います。

「聴覚など」とありますが、一般的には「ASMR=聴覚」と考えてほぼ間違いありません。

むねりょ
むねりょ

蓮の花托(検索してはいけない)を見てゾワゾワっとするのは、視覚のASMRだと思います!

  

ASMR音には、環境音や料理音などいくつかジャンルがあります。

その中でも「耳かき音」は、自分が耳かきをされているような感覚が起きる、一種のVRが体験できます。

さらに動画で視覚も合わさると、他人の耳が触られているのに、自分の耳が触られているような感覚もしてきます!

  

こういったASMRが体験できる「ASMR動画」がYouTubeには数多くアップロードされています。

動画例

むねりょ
むねりょ

ASMR動画は、イヤホンヘッドホンを付けて聞いてみてください!

【OtaMizuki】EarCleaning PART.3【ASMR】

  

ASMR動画は、視覚と聴覚から触覚が刺激される、1種のVR動画と言えるでしょう。

イヤホン1つでVRを体験できるASMR、この新しい感覚をぜひ体験してみてください!

むねりょ
むねりょ

DLsiteには、プロの声優さんがやっているASMR音声があります!

無料作品もありますので、ASMRに興味を持った方は ぜひ試してみてください!