「ゲームは好きだけど、ゲームに疲れてきた…」
そんな人こそゲーミングPCを買って、膨大でなんでもありなパソコンゲームの世界に触れてみるべきです!
パソコンゲームは、家庭用ゲームとは比べ物にならないほどカオスで、家庭用ゲーム機では発売できないようなゲームがそこら中にありました!
エロ・グロを初めとした家庭用ではできない表現、Modによる自由過ぎる改変、3分5分で終わる超短編から何百時間も遊べる超大作ゲームが、無料や低価格でゴロゴロ存在しているのです!
私は「カジュアルゲーム」や「ボードゲーム」が大好きで、最近の「FPS!」「100時間プレイしてからが本番!」「超美麗グラフィック!」って感じの大作志向なゲームには飽き飽きしていました。
そんな感じなので、ゲーム好きとしてゲーミングPCに興味はありましたが、必要性を全く感じていませんでした。
しかしVRゴーグルのメタクエストを購入したことをきっかけに、エロVR パソコンVRも体験するためにゲーミングPCを買ったところ、考えが変わりました!
今や見かけなくなった、アンダーグラウンドなインターネットの世界が、パソコンゲームにはまだありました!
今回は、「パソコンゲームの魅力」と「ゲーミングPC」について語ります!
後半には、低価格帯のおすすめゲーミングPCも紹介していますので、ぜひ最後まで見ていってください!
パソコンでやるゲーム(あるいはゲーミングPC)の魅力
遊べるゲームの幅が広がる
パソコンでは、大作からインディーズゲーム、新作や旧作、フリーゲーム、アダルトゲームなど、あらゆるジャンル・時代のゲームをプレイすることができます。
特にクローンゲームやアダルトゲームは、家庭用ゲーム機ではプレイできないジャンルのゲームです。
※クローンゲーム…既存ゲームのシステムやキャラクターなどを元に作成されたゲーム。「ドラえもん のび太のBIOHAZARD」(公開終了)が一番有名……かな?
DLsiteはクローンゲームの宝庫。
怒られそうなジョジョの奇妙な麻雀とか、どーみてもシレンなゲームとか、ロールちゃんのロックマンとか。パロゴンクエスト(R18)は名作。
ちなみにここで挙げたタイトルは、ゲーミングPCでなくても余裕で動作します。(紹介したかっただけ)
またMod(非公式なゲーム改造)が作成されているゲームも多く存在します。
操作性の悪さの解消やゲーム表現・内容の改変など、Modでゲームの面白さを再発見することもあり、Modにより何千時間もプレイできるゲームに変わることは少なくありません。
3Dゲームの女性キャラは、Modで裸にされてしまうのも定番…
Modは3Dゲームが中心の文化なので、楽しむならゲーミングPC必須です!
【余談】「Mod対応」という罠
Modはもともと「非公式な遊び方」です。
「Modに対応しているゲームは少ないイメージ」があるかもしれませんが、実際は「Modを公認しているゲームが少ない」だけであり、数多くのゲームでModが作成されています。
ModコミュニティのNexus Mods を探すと、さまざまなタイトルでModが作成されていることが分かります。(ちなみにNexus Mods はアダルト禁止なので裸Modはありません)
なので「Mod対応」の情報が無くとも、Modが存在することはよくあります。
マインクラフトやSkyrimといった、発売元がModを支援をするタイトルと比べると導入は難しくなりますが、興味があるならぜひチャレンジしてみてください!
ただし推奨しておいてアレですが、「非公式な遊び方」ということを忘れてはいけません!
Modについて、発売元のサポートに問い合わせたりするのはダメ!絶対!
ゲームの無料配布がよく行われている
企業から出ているゲームをプレイする場合、基本的にはどこかのゲームストアに会員登録して、そのストアからゲームを購入することになります。
代表的なストアには、次のものがあります。
- Steam(最も有名なパソコン用のゲームストア)
- Epic Gamesストア(毎週、何かしらのゲームが無料配布される)
- itch.io(インディーズゲームがメインのストア)
こういったストアでは、ゲームの無料配布もよく行われており、有名タイトルが選ばれることもあります。
また有料ゲームの無料配布に頼らなくとも、元から無料のゲームにも名作がたくさんあります!
洞窟物語 や ドキドキ文芸部(日本語化方法) など、後に家庭用ゲーム機で発売されたゲームで、今でも無料で配布されているゲームは多くあります。
最新作や美しいグラフィックにこだわりがないようであれば、無料ゲームだけで一生ゲームに困らないでしょう。
海外ストアには「バンドル」という、複数のゲームをまとめて販売する文化があります。
500円程度で1,000本以上のゲームが詰め合わされることもあり(例)、気になってたゲーム2,3本が含まれるバンドルを見つけたときは、積みゲー化するのが分かってても安くて買っちゃいます。
おかげで所有ゲーム数は3,000本以上、カオスなゲームも多く、パソコンならではという感じです。
購入したゲームは、いつまでも遊べる
家庭用ゲーム機だと、その機種で購入したゲームは次世代になるとプレイすることができません。
例えば、SwitchではWiiUのゲームをプレイすることはできません。
PS5は下位互換機能がありPS4ソフトもプレイできますが、PS6ではどうなるか分かりません。
パソコンで購入したゲームは、基本的に購入したサイトのアカウントに購入情報が結び付けられます。
そのためパソコンが変わっても、動作に必要な性能を満たしていればプレイが可能です。
最近は新しいゲームを始める気力が無いので、クリア済みのゲーム20本ぐらいがループしてます。
パソコンなら、昔のゲームがいつまでもできちゃう!
またこの仕様が役に立つのが、友人とちょっと前のゲームでオンラインプレイをするときです。
PS3などのゲーム機を引っ張り出すことなく、パソコンでサッとプレイできるのでメチャクチャ便利です!
Ultimate Chicken Horse や Human: Fall Flat は、いつやっても友だちとワイワイできる名作!
いつでもプレイできるようにしておきたい!
ゲーム以外にもいろいろ使える
文書を作成したり、写真や動画を編集したり、プログラミングしたりと、パソコンであればゲーム以外の用途がいろいろあります。
SNSや動画を見るだけならばスマホで十分ですが、「何かを作成する」となるとパソコンの方が快適に作業ができるでしょう。
作成したものを販売したり、動画編集やブログ作成したり副業を始めれば、いずれパソコン台も回収できちゃうかも?!
また副業までいかなくとも、ゲーミングPCは性能のいいパソコンなので、パソコンの起動やソフトの動作も高速で快適です。
パソコンの起動に3分待って、1つ操作しては3秒待って…といったちょっとした待ち時間が積み重なるストレスが無くなります。
個人的には、このメリットだけでもゲーミングPCを購入して良かったと感じました。
私が今ブログを書いている理由にも、「快適に動作するパソコンがあったから」は大きいです
ゲーミングPCのデメリット
導入コストが高い
家庭用ゲーム機であれば 35,000~60,000円程度が相場ですが、ゲーミングPCだと安くても10万円~ が相場になります。
また、ゲーミングPCには「無線LAN(Wi-Fi)」や「ディスクドライブ」がついてないこともよくあり、不足があれば万単位で追加資金が必要になることも珍しくありません。
しかし「家庭用ゲーム機の現行機、次世代機の期間分使える」や「機種が変わって遊べなくなることはない」、「ゲーム以外の用途にも使える」といったことを考えると、値段相応かそれ以上の価値があるのではないでしょうか。
無線LAN(Wi-Fi)は、付いていることの方が珍しいです!(ゲーミングノート除く)
購入前に「機能」をよく確認してから、購入するようにしましょう!
無線LAN(Wi-Fi)がなければ、後付けで追加しよう
電気代が高くなる
ゲーミングPCとPS5については、PS5の性能が上がっていることもあり、消費電力に大差はありません。
ゲーミングPCとSwitchならば、確実にSwitchの方が安くなります。
また、ゲーミングPCと一般的なPCを比べると、ゲーミングPCは倍近くの電気代がかかることが多いようです。
ゲーミングPCはゲーム以外の用途にも使えてしまうので、稼働時間が長くなりやすい傾向にあります。
電気代の対策については、「短時間で点けたり消したりしない」や「つけっぱなしにしない」など基本的なことしかありません。
電気代が気になるようであれば、ゲーミングPCの導入はよく考える必要があるでしょう。
作業中断が90分以内なら「スリープ」、90分を超えるなら「シャットダウン」など、電源オフの種類を使いこなしましょう!
動作環境を満たしているか、気にする必要がある
パソコンゲームには「推奨動作環境」があります。
ゲームを動作させることができるパソコンの性能が表記されているので、「自分のパソコンは性能が足りているか」を判断できる知識が必要になります。
性能の知識というと難しく聞えるかもしれませんが、パソコンに搭載されている『プロセッサー(CPU)』・『グラフィックボード』・『メモリー』の値が、「推奨動作環境」より大きければ動くという認識で、だいたいの場合は問題ありません。
「高画質」「高解像度」にこだわらなければ、実は『エルデン・リング』も10万円前後のパソコンで動作します。
※以下の例は、それぞれ違うパソコン、違うゲームで質問しています
なお「最低動作環境」の表記もありますが、こちらはあくまで「最低限動作を保証する性能」です。
最低動作環境を満たしていれば動作はしますが、ほとんどの場合「快適なプレイ」とはいかないので、これを満たしているからといってゲームを購入するかは、よく考えた方がいいでしょう。
おすすめのゲーミングパソコン
性能の低いゲーミングPCを選べば価格は抑えられますが、あまりに性能が低いゲーミングPCを購入したら、すぐに使い物にならなくなります。
そこで価格を抑えつつ、家庭用ゲーム機でいう「次世代機」までは戦えそうなゲーミングPCをご紹介します!
【15万円前後】⇒ どんなゲームでも動作できるスペック
お金に余裕があるなら Ti が安心
少しでも費用を抑えたい or VRChatを楽しむ ならこっち
GeForce『RTX』シリーズは、グラフィックボードでは現在主流のシリーズです。
RTXシリーズは、VRゲームでも十分動作する性能があります。
RTXシリーズの最新版は 40番台ですが、1世代前の30シリーズにすることで、価格を抑えています。
1世代前とはいっても十分すぎるスペックを持ち、FHD解像度であれば、60fpsを下回るゲームはまずないでしょう。
紹介したどちらのパソコンも 3/29に発売する The Last of Us™ Part I が動作するスペックです
グラフィックボードの最後に付く「Ti」は、チタン(Titan)を意味し、Tiが付くグラフィックボードの方が高性能であることを示しています。
性能:GeForce RTX 3060 Ti(8GB) > GeForce RTX 3060(12GB)
VRChatをメインにゲーミングPCを購入するときの注意点
純粋な性能は「GeForce RTX 3060 Ti」の方がいいのですが、VRChatを楽しむ場合は「GeForce RTX 3060(12GB)」の方が良いことがあります。
これには最後の数字、(12GB)が関係しています。
最後の数字は『VRAM』を示しており、「この数値が大きいほど、画面内に多くのものを表示させることができる」と思ってください。
通常はVRAMも考慮してゲームが作成されているため、そこまでVRAMを気にする必要はありません。
しかしVRChatのような、ユーザーが自由に作成・追加できるコンテンツでは、VRAMまであまり考慮されません。
よって、動作に必要な性能を満たしているのであれば、あとはVRAMが多い方が正義となるのです。
動作に必要な性能を満たしている場合:GeForce RTX 3060 Ti(8GB) < GeForce RTX 3060(12GB)
ただし、通常8GBあればVRAMが不足するということはありません。
VRChatを楽しむ予定の方は、「GeForce RTX 3060(12GB)」か「GeForce RTX 3060 Ti(8GB)」か、よく検討して購入しましょう。
【10万円前後】⇒ FHD画質ならほとんどのゲームが遊べる
『エルデン・リング』も動作するパソコン
現在主流のグラフィックボードは、『RTX』シリーズですが、3Dゲームでの高画質を追求しないのであれば、コスパ重視の『GTX』シリーズでも問題ありません。
『RTX』シリーズと『GTX』シリーズの大きな違いは、光の反射を計算する技術「リアルタイム レイ・トレーシング」が使えるかどうかです。
マインクラフトでの「リアルタイム レイ・トレーシング」On/Off 比較動画
なお「リアルタイム レイ・トレーシング」を使うには、プレイする3Dゲーム側でも対応している必要があります。
有名大作ゲームはかなり対応していますが、逆に言うと「インディーズゲー」や「少し前のゲーム」はだいたい未対応ということになります…。
また2Dゲームには、一切関係がありません…。
「高画質」「高解像度」にこだわらなければ、GTX 1660 SUPER には ほとんどのゲームは動作できる性能があります。
あとは「画質」「解像度」「動作の安心」に約5万円の差額が出せるかどうかで、『RTX』か『GTX』かを判断するとよいでしょう。
ゲーミングPC関連のよくある疑問
ゲーミングノートはあり?
ありです。
私の知り合いにも「出張中にFFがしたい」と、ゲーミングノートを購入した人が何人かいます。
今のところ、私の周りでゲーミングノートを購入して後悔をしている人はいません。
家にデスクトップを置けない、置いても使えない事情があるならば、ゲーミングノートを購入する価値は十分にあるでしょう。
ただし拡張性の低さや、性能の割に値段が高くなる傾向があることは覚悟しておきましょう。
どこでもFF14・フォートナイト・APEXができる!
中古のゲーミングPCはあり?
パソコンパーツの知識があり、ショップから購入する分にはありです。
私も中古のゲーミングPCを購入して使っています
中古ゲーミングPCを購入するなら、「スペックを見てある程度性能が分かること」が大前提です。
記事を書くにあたり複数の中古PCショップを見て回りましたが、「なぜこんなに高いんだ…?」と思えるほど、性能と値段があっていないものが多いです。
パソコンパーツに詳しくないのであれば、3万円、5万円多く出してでも新品のゲーミングPCを買った方が絶対に良いです。
「Core i5」と「Core i7」なら、i7の方が性能がいい!
と考えてしまう方は、カモにされてしまうので止めた方がいいです。(正解は「世代が分からないと判断できない」)
PS4時代までのゲームを遊ぶなら
ヤフオクやメルカリなど、個人取引での購入にも注意
ゲーミングPCに限らず、パソコンは複数のパーツの集合体でできており、1つでも故障すると正常な動作ができなくなります。
パソコンは一見してパーツの消耗度合いが分かりません。
ショップからであれば、購入後短期間での故障であれば保証してくれますが、個人同士のやり取りでは保証は期待できないでしょう。
以上の理由から、ショップから購入する分には「あり」、個人での取引は「注意」と考えています。
なおショップ・個人取引関わらず、中古のゲーミングPCは入れ替わりが激しく、すぐに売り切れとなりがちです。
中古ゲーミングPCとの出会いは「一期一会」と思い、ほしいと思ったときはすぐ購入することをオススメします。
キーボード・マウスじゃなくて、コントローラでゲームがしたい
最近はほとんどのゲームが、コントローラに対応しています。
Xboxの発売元がWindowsと同じマイクロソフトなこともあり、ゲームの「コントローラ対応」はXboxコントローラを基準に作成されていることが多いです。
パソコンで使用するゲームコントローラは、大きく次の3種から選ぶことになります。
- Xbox用コントローラ
- PS4用コントローラ(DUALSHOCK 4)
- その他サードパーティ製のコントローラ
Steamで使う分には、いずれのコントローラでもSteamが裏で調整して使えるようにしてくれるので、この3つの違いをそこまで気にする必要はありません。
Steamを通さない場合、「コントローラ対応」とあっても、Xboxコントローラ以外で操作ができないことがあります。
コントローラに強いこだわりがないようであれば、Xbox Oneコントローラを購入することをおすすめします。
なお、XboxとPS4のコントローラで「決定・キャンセルボタンの位置が逆なのが気になる」という話がよくありますが、パソコンゲームでの決定とキャンセルのボタン位置は、ゲームごとに設定されています。
ゲームがXbox基準で作成されていた場合、PS4のコントローラを使っても×ボタンが決定になることは、事前に知っておいた方がよいでしょう。
Steamを通していれば、裏で決定とキャンセルを勝手に入れ替えてくれますので、実際遊んでいてそこまで気になることはありません。
ゲーミングPCで無限にゲームを楽しもう!
最後に、今からゲーミングPCを購入するのであれば、最低限ほしいスペックをまとめておきます!
- 【プロセッサー(CPU)】Intel Core i5 12400F もしくは AMD Ryzen 5 5600X
- 【メモリー】16GB
- 【グラフィックボード】GeForce RTX 3060(画質にこだわらないなら GeForce GTX1660 もあり)
「20万円近くするゲーミングPCは高すぎて買えない」と諦めていた方は、ぜひ安価なゲーミングPCを検討してください!
「高画質」「高解像度」にこだわらなければ、そこまで高価なゲーミングPCは不要です!
グラフィックボードが搭載したパソコンを手に入れて、なんでもありなパソコンゲームの世界を、ぜひ体験してみてください!
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