
ロフトホームを昔のホーム環境やカスタムホームに変換できるWindows用ソフト『v79-quest-home-porter』がGithubで公開されていました。
まだ開発中で表示が崩れる部分もありますが、確かに私のQuest3(本体バージョン v205)で昔のホーム環境を表示できました。

今回は、私が試した範囲で確認できた基本的な使い方をご紹介します。
なお、このソフトは非公式な動作を実現させるものです。
最悪の場合ホーム環境が表示されなくなったり、初期化が必要になったりすることもあります。すべて自己責任でご使用ください。
旧ホーム環境はロフトホームよりロードが圧倒的に早い!
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使用前の準備
『v79-quest-home-porter』を使用するには、以下3つの準備が必要です。
ソフト本体とADB関連ファイルのダウンロード
- GitHubからソフト本体である「hsr_renderer.exe」をダウンロードする
- GoogleのSDK Platform-Toolsのzipファイルをダウンロードして解凍する
- 解凍したフォルダ内にある以下3つのファイルを「hsr_renderer.exe」と同じフォルダに置く
- adb.exe
- AdbWinApi.dll
- AdbWinUsbApi.dll

メタクエストの開発者モードの有効化
以下のいずれかの方法で開発者モードを有効にしてください。
- Metaの開発者組織登録をして、スマホのHorizonアプリから「開発者モード」を有効にする
- 『Lightning Launcher』などを使って、Android設定からUSBデバッグを有効にする
有効化の手順は動画解説の(Hotizonアプリ)1:12~ / (Lightning Launcher)1:25~ をご参照ください。
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また、メタクエストとWindows間でADB通信するために、Windows側に「Oculus ADB Drivers」のインストールが必要な場合があります。Meta公式で配布されているので、あらかじめダウンロード・インストールしておきましょう。
準備できたら、メタクエストとWindowsをUSBケーブルで接続します。Quest側に「USBデバッグを許可しますか?」と表示された場合は、「このコンピュータ-から常に許可」をクリックしてください。

変換するホーム環境のAPKファイルの用意
ホーム環境のAPKファイルは、以下のサイトなどから入手できます
SideQuest(Webサイト)

一部の公式ホームやカスタムホームがダウンロードできます。
「Custom homes」から好きなホーム環境を選び、ページ下部にある「Download」ボタンをクリックしましょう。
QAVS(Questアプリ)

Quest用の非公式アプリ『QAVS』からもAPKを入手できます。
インストールできたら、以下の手順でホーム環境を検索・ダウンロードしてください。
- 「Skip setup assistant」をクリックしてメインメニューに移動
- 左側「Tools & Options」をクリックして、LoginからMetaアカウントにログイン
- 左側「Downgrade」をクリックして、上部にある検索窓を使ってホーム環境名(英語)で検索
- ホーム環境の「Datails」をクリックして、下の方にある「Download」ボタンをクリック
詳しいダウンロードの手順は動画解説の5:41~ をご参照ください。
ダウンロードしたAPKファイルはメタクエスト内の「QuestAppsVersionSwitcher」フォルダ内の「Backups」に入っています。
ファイラーアプリなどを使って、メタクエストからパソコンに移動しましょう。
QAVSからダウンロードできるのは、過去にQuestストアからライブラリに追加したことのあるアプリだけです。
最近Metaアカウントを作成した方は、ほとんどダウンロードできないかもしれません。
旧ホームの英語名
私が過去作成した動画に残っていた分だけですが、以下の画像を参考にしてください。(クリックで拡大できます)


v79-quest-home-porterの使い方
「hsr_renderer.exe」を起動して、ウィンドウにダウンロードしたAPKファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
以下では例として、SideQuestからダウンロードした『Quest Dome』を使用します。

床と壁を設定する
ホーム環境が表示されるので、以下の操作で床と壁を設定します。
- 床の部分を右クリック →「Navmesh」をクリック
- 壁の部分を右クリック →「Mesh Collider」をクリック


設定が正しくないと、床を突き抜けて無限落下するなどの問題が起きます。
この問題が起きた場合は、メタクエストの側面をダブルタップしてパススルーホームに切り替えたあと、元のホームに戻しましょう。
変換してメタクエストに転送する
右下の「Cook」タブを開き、「COOK + SIGN + INSTALL」をクリックしましょう。APKへの変換とメタクエストへのインストールが自動で行われます。

変換が完了すると、自動的にロフトホームの削除と変換したホームのインストールが始まります。
「COOK + SIGN + INSTALL」をクリックする前に、電源の入ったメタクエストとパソコンを接続しておきましょう!
Meta Horizon Shellの強制停止(再起動)
メタクエストを装着してホーム環境が変更されているか確認しましょう。
ホームに変化がない場合は、Lightning Launcherから「Android設定」を起動して、アプリにある「Meta Horizon Shell」を強制停止しましょう。自動的に「Meta Horizon Shell」が再起動したあと、変換したホーム環境がインストールされていれば何かしらの変化が起きるはずです。


以上がv79-quest-home-porterの基本的な使い方です。
スポーン地点やミラーの位置の設定など、その他の詳しい使い方はGithub内のコンバーターガイドをご参照ください。
「解説の通りにならない!」といったときも、コンバーターガイドをご参照ください
既知の問題とその対処方法
私が遭遇したトラブルとその解決方法を記載しておきます。
ホーム環境が表示されない
「Meta Horizon Shell」を強制停止後、ホーム環境をロードしようとしている雰囲気はあるが、パススルーと暗転を繰り返していつまでもホームが表示されない症状です。同時にメタクエストの動作が異常に重くなります。
以下の手順で解決できました。
- メタクエストとパソコンをUSBで接続
- 何でもいいのでhsr_renderer.exeでホーム環境をロード
- 「Cook」タブを開いて、「Restore original Haven 2025」(ロフトホーム復元)をクリック

画面が真っ暗で何も表示されない
旧ホーム環境適用状態でメタクエスト本体のアップデートが行われたあと、電源を入れるたびに発生。
メタクエスト本体の電源ボタンからスリープに切換えて、再び電源ボタンでスリープ解除すると適用中のホーム環境が表示されました。
私の環境だと、ロフトホームに戻しても発生しています。
今回の変換が関係しているのか、普通に新バージョンのバグなのか不明…
ホームが揺れる
船の上にいるように、ホームワールド全体が揺れ動く現象。起動直後やゲーム終了してホームに戻ったあとに発生したりしなかったり、発生条件不明。複数のホーム環境で確認。
79-quest-home-porterのv0.6.5までで何度か発生していたが、v0.7.0以降では私の環境では発生していない。
発生したら、メタクエストの再起動やアプリ起動→終了で揺れが無くなるのを期待して祈りましょう…。
一部の表示がおかしくなる
私の場合、夢幻館(英語名:Ryokan Retreat)にて鯉が巨大化する現象が発生。
Cookタブの「Animate skinned meshes」を無効にして「COOK + SIGN + INSTALL」で解決。(代わりに鯉など一部アニメーションがなくなった)
ただし現時点ではどうしようもないものも多く、Githubのissuesなどから開発者に連絡してアップデートでの改善を期待しつつ、今はそのまま使うか一旦諦めるか選びましょう。
その他の問題が起きた場合
メタクエストで問題が起きた場合は、「Cook」タブの「Restore original Haven 2025」(ロフトホーム復元)をクリックで正常な状態に戻せる場合がほとんどです。
それでも問題が解決しない場合は、メタクエスト本体のリカバリーモードから初期化することを検討しましょう。
また、GitHubのwikiにあるトラブルシューティングページも参考にしてください。ここに記載がない問題の場合は、Githubのissuesなどから開発者に連絡することも考えましょう。
メリットとデメリットを把握した上で使おう!
最後に『v79-quest-home-porter』を使って旧ホーム環境に戻すメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- ホーム環境の種類が豊富
- ロードが早い
デメリット
- 変換が不安定で、ホーム環境内の一部表示が崩れることがある
- 使用できるホーム環境が1種類になる
(ホーム環境を変えるにはPCからの転送が必須になる) - 最悪の場合、メタクエストの初期化が必要になる
開発中かつ非公式な方法だけあり、デメリットの方が多い状況です。これらメリット・デメリットを理解した上でお試しいただければと思います。
また、今回ご紹介した使い方は、アップデートで変更される可能性があります。記事の通りにできない場合は、GitHubで公式情報を確認してください。
繰り返しになりますが、問題が起きても自己責任での対応が必要です。最悪、初期化する覚悟を持った上で試してください。
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