Quest版ビートセイバーでも、カスタム曲やModを楽しむことができます!
メタクエストだけでビートセイバーの動画を作ることも、パソコンを併用すればフルボディトラッキングでVRMアバターを使用した動画も作れます!
「ビートセイバーの始め方」から「カスタム曲を遊ぶ手順」・「動画の作成方法」まで、当サイトで扱ったQuest版ビートセイバーの記事をまとめました。
BeatSaber(ビートセイバー)を購入する前に知っておきたいこと
Quest版とSteam版・PSVR版との違い【機種によるビートセイバーの違い】
ビートセイバーは、VRリズムアクションゲームです。
ビートセイバーには、「Quest版」・「Steam版」・「PSVR版」があり、プレイするためには、以下のようなVRゴーグルを準備する必要があります。
- メタクエストシリーズ(1・2・Pro)
- パソコン用VRゴーグル(VALVE INDEX、HTC VIVEシリーズ、WINDOWS MIXED REALITYなど)
- PSVR(1・2)
どの版のビートセイバーでも『飛んでくるブロックをリズムに乗ってぶった切る』というゲーム根元は同じです。
ただし版によって、「カスタム曲」や「Modの使用」・「VRMアバターの使用」といった拡張した遊び方にできる・できないの違いがあります。
用語解説
- カスタム曲
ユーザーが作成した非公式な追加曲。 - Mod
ユーザーが作成した非公式なゲーム改造。
リプレイ機能を追加したり、スコアの詳細情報を表示したりできる。 - VRMアバター
拡張子「.vrm」ファイルで利用されるアバター。
BeatSaberの公式アバターとは違い、美少女だったりロボットだったりいろいろある。
「ビートセイバーの始め方」や「予算」・「機種によるビートセイバーの違い」など、ビートセイバーを始める前に知っておきたいことを以下の記事でまとめています。
Quest版ビートセイバーでカスタム曲をプレイするまでの手順
メタクエストのバージョンアップにより、カスタム曲をプレイするための手順が何度か変更になっています。
カスタム曲をプレイするには、開発者モードを有効にし、Quest版ビートセイバーを改造する必要があります。
2024年4月2日時点の改造手順をフローチャートにしました。
以下を参考に、カスタム曲が遊べるビートセイバーに改造しましょう!
(画像をクリックすると「新しいタブ」で開きます)
開発者モードを有効にする
改造したビートセイバーをプレイするには、必ずメタクエストの開発者モードを有効にする必要があります。
開発者モードを有効にする方法は、以下の記事で解説しています。
改造に対応しているビートセイバーのバージョン
Quest版ビートセイバーのカスタム曲は、以下バージョンに対応しています。(2024/4/11 時点)
ダウングレード | バージョン特徴 | 対象Quest | 使用ツール | 必要デバイス |
---|---|---|---|---|
最新版→1.35 | カスタム曲可能な最新版。 1.35までに配信されたOST6やDLCがプレイ可能。 | 2・3・Pro | ModsBeforeFriday! 【解説記事】 | パソコン Androidスマホ |
最新版→1.29→1.28 | 対応Modが多いバージョン。 OST6など、1.28以降配信の公式曲はプレイ不可。 | 1・2・3・Pro | QuestPatcher 【解説記事】 | パソコン |
※現在メタストアで配信されているバージョン「1.36.0」はカスタム曲に非対応
メタストアで配信している最新バージョンが改造に対応していない場合は、QAVSを使ってビートセイバーをダウングレードする必要があります。
Quest版ビートセイバーのダウングレード
以前は「OculsDBから旧バージョンの.apkファイルを入手してダウングレードする」が主流でしたが、Meta側のシステム変更によりQAVSで差分ダウングレードする方式が主流になりました。
Quest版ビートセイバーをダウングレードするソフトには、『ModsBeforeFriday』と『QuestPatcher』の2つが存在します。
『ModsBeforeFriday』(MBF)は、パソコンおよびAndroidスマホのブラウザで動作するWebアプリです。
MBFを使用すると、「ビートセイバーの最新バージョン」⇒「カスタム曲が利用可能な最も新しいバージョン」へダウングレードすることができます。
また、インストールされているバージョンの確認から改造までを半自動でやってくれるため、表示されるボタンをクリックしていくだけでカスタム曲を遊べる状態にしてくれます。
MBFの使ったダウングレード・改造方法については、以下の記事で解説しています。
一方『QAVS』は、現在はビートセイバーのダウングレードのみ対応しているQuest用の非公式アプリです。
Meta公式機能であるリリースチャンネルと併用することにより、「ビートセイバーの最新バージョン」⇒「Ver.129.0」(カスタム曲非対応)⇒「Ver.1.28.0」(カスタム曲対応)と段階を踏んでバージョンを下げることができます。
Ver.1.28は対応しているModが多いため、Modをいろいろ入れて遊びたい人は、QAVSを使ってダウングレードしましょう。
QAVSを使ったダウングレード方法は、以下の記事で解説しています。
(QAVSでダウングレード後)QuestPatcherで改造・コアModの導入をする
QAVSでダウングレードした方は、パソコン用ソフト「QuestPatcher」を使ってビートセイバーを改造しましょう。
QuestPatcherはWindows・Mac・Ubuntuに対応しています。
また改造後も、Modを追加するには再度QuestPatcherを使う必要があります。
QuestPatcherの使い方は、以下の記事で解説しています。
カスタム曲やModの探し方
カスタム曲の探し方
カスタム曲は、BeatSaverやBeastSaberなどで検索すると見つけることができます。
まずは、自分の好きな曲を探してみましょう。
カスタム曲をいろいろ探してみると分かるかと思いますが、カスタム曲には高難易度のものが多いです。
「せっかく好きな曲を見つけたのに、イントロでゲームオーバーになってしまう……。」
そんなことを繰り返していると、ビートセイバー自体が楽しくなくなってしまいます。
そこで「自分に合ったカスタム曲」を探すコツを以下の記事で解説しています。
ビートセイバーの腕は人によるもの、自分にちょうどいい難易度の曲を、自分自身で見つけられるようになりましょう。
カスタムプレイリストを追加したり削除したりする方法
いろんなカスタム曲を試していると、所有のカスタム曲数がすぐ100や200を超えてしまいます。
「プレイリストの整理をしないと、好きな曲を探すのも一苦労……。」
そんな状況にならないためにも、プレイリストの管理方法を以下の記事にまとめました。
BeastSaberなどで入手したカスタムプレイリストファイルを直接追加する方法も、上の記事内で解説しています
Quest版ビートセイバーにModを導入する方法
Modを導入すると、ゲーム内に時計を表示したり、より詳細なスコアを表示させたりすることができます。
ただし使えるModはQuest版用に調整されたものだけで、Steam版のModは使えない点にご注意ください。
Quest版ビートセイバーにModを導入する方法を以下の記事で解説しています。
Quest版ビートセイバーのおすすめのMod
Quest版ビートセイバー用のModは、Steam版ほどではありませんが、多くの開発されています。
Modには相性があり、組合せによってはビートセイバーが起動しなくなるなどの問題が発生します。
以下の記事では、私も使っているおすすめのModを紹介しています。
「Modを試してみたいけど、何を入れたらいいか分からない」という方は、ぜひ試してみてください!
セイバーアクセサリー(棒型アクセサリー)は必要か?
ビートセイバーを楽しむうえでよく名前が出てくる、コントローラーに取り付ける「棒型アクセサリー」。
私も持っていますが、個人的にはビートセイバーに使用するのは「アリよりのナシ」です。
棒型アクセサリーでは、コントローラーを先端に取り付けるため、重量を感じるようになります。
そのため「ライトセーバー」というより「剣」を振っている感じになり、没入感が下がってしまいました……。
- 「剣」のイメージでプレイしているので、問題ありません
- ダイエットや手首のトレーニングのため、プレイ時の負荷を上げたい!
- 「ダースモール」プレイや「ビートスピアー」といった特殊プレイがしたい!
という方であれば、「棒型アクセサリー」の使用をおすすめできます。
「棒型アクセサリー」の詳細なレビューを以下の記事で行っているので、参考にしてください。
あわせて読みたい!
Quest版ビートセイバーで動画を作成する方法
YouTubeなどでビートセイバーの動画を見て、「自分も動画を撮ってみたい!」と思ったことはありませんか?
しかし調べてみると「Steam版を購入します」ばかりで、「買い直してまではいいかな…」と諦める。
私がそのタイプでした。
しかしMod『VRM Qavatars』の登場により、Quest版ビートセイバーでもVRMアバター動画が作成できるようになりました!
メタクエスト単体でVRMアバター動画を作る
『VRM Qavatars』を使うと、以下のような動画を作成できます。
メタクエスト単体で、アバターを前から見たカットを入れることまでできてしまいます!
上記の動画は『VRM Qavatars』のほかに、『BeatLeader』『Replay』を組み合わせることで実現させています。
美少女にならなくてもいい方は、『BeatLeader』『Replay』の組み合わせでビートセイバーの標準アバターを使った動画を作成することも可能です。
『VRM Qavatars』『BeatLeader』『Replay』を組み合わせて動画を作成する方法ついては、以下の記事で解説しています。
標準アバターでいい方は、『Replay』Mod設定の「Show Avatar」を有効にしてください
高性能パソコンも使って動画を作る
VRゲームが動かせる程度の高性能パソコンを所有しているなら、MRCとTDPTを組み合わせてQuest版ビートセイバーでWebカメラフルトラッキングで「VRMアバターを使ったビートセイバーの動画」を作成することができます。
ただしWebカメラとプレイヤーまでの距離が2m近く必要であったり、準備に非常に手間がかかったりと、撮影のハードルはやや高めです。
さらにMRCの画面転送の関係で、画質がどうしても悪くなります。
「手間がかかろうが、Quest版ビートセイバー×Webカメラフルトラッキングで動画を撮りたい!」という方がいれば、以下の記事でVRMアバターを利用した動画の作成方法を解説していますので、チャレンジしてみてください。
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